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【新入生に向けて】(フォークソング同好会より)
4月から入学予定の中学生のみなさん、合格おめでとうございます!
春からの高校生活に向けて、今からいろんなイメージを膨らませていると思います。
部活動についてもどの部活に入ろうか、決まっている人もいればまだ悩んでいる人もいるのでは?!
フォークソング同好会(=軽音楽部)に入ろうかなと少しでも考えている人は必ず最後まで読んでください。
その上で、本当に入りたいかどうか考えてください。
①自ら進んでいろんなことにチャレンジしたり、試行錯誤したりする気持ちを持つ
部活動は自らの意思で入るものであり、やらされるものではありません。音楽であればなおさらです。小さなことでも何かしらの目標やチャレンジ精神をもって頑張ろうという人には全力でサポートしますが、ただ何となくだらだらやる人はこの部で音楽をやるべきではないと考えています。他の部活を探してください。
活動日は基本的に月~木がシフト制、金土が予約制なので、1週間に部活をする回数は1~3日です。(部室とは別に常時教室を開放して個人練等ができるようにする予定ではいます。)練習に入らない日でも自分で個人練習をしたり、バンドで話し合ったりする時間を自分で作れる人は必ず上達します。
部活の時間、部活以外の時間の中で、努力ができる人に入ってほしいです。
②楽しむ気持ちを忘れない
①で書いたようなストイックさを持ってほしいですが、前提として「音楽は楽しい!」という気持ちを1番に大切にしてください。楽しく自由にやれる環境というのもこのフォークソング同好会の1つの特色かなと思っています。
よく他の部活で見るような「部活行きたくない…。」と言っている人は見たことがありません。
「好きこそ物の上手なれ」です。
③責任感をもって、部活のルール・学校のルールを守る
「軽音楽」といえば、ひと昔は「チャラチャラしている」「不良だ」「うるさい」という扱いをされていました。
しかし、本校に限らず、近年では軽音楽界隈でも整容面や礼儀といったことにも力を入れている学校が増え、軽音楽に対するイメージも少しずつ良くなっている印象を持ちます。
本校でも現顧問が着任したころは統制が取れていない状況で、客観的に見て周りからのイメージが良いとは言い難いものでした。そこから、徐々にではありますが、部活としての在り方・ルール面を整えていき、今では1つの部活としてきちんと機能しています。
これから入部を考えている人も今まで先輩たちが作り上げてきたものをしっかり受け継ぎ、生徒として・部員としての責任感や自覚をもって行動をしてください。
家庭の事情等により学校から認められている場合のアルバイトに関しては制限をしていませんが、アルバイトに限らず、自分の都合でバンドメンバーや部活に迷惑をかけるような自分勝手な行動は厳禁です。また、他の部活や生徒会との兼部も禁止しています。兼部する余裕があるなら練習しましょう。
特に、ライブでは準備・運営・片づけのほぼすべてを生徒にやらせています。演奏だけ頑張ればいいやという気持ちでいるのではなく、一人一人がライブを作っているという意識をもって参加してほしいです。
④感謝の気持ちを忘れない
③の内容と少し被る部分もありますが、感謝の気持ちをもって部活をしてください。スタジオの機材は学校のものです。使わせてもらっているという気持ちを持ちましょう。ライブにおいても、準備してくれた人・PAで音を出してくれる人・見てくれている人がいるからこそ成り立ちます。常に感謝の気持ちを忘れずに音楽活動をしましょう。
感謝ができる人は上達も早いです。以前の記事にも書きましたが、音楽は心の芸術だと思っています。不思議な感じはすると思いますが、その人の気持ちは音に表れます。部活に限ったことではありませんが、日々感謝の気持ちを持つということは忘れないでください。
⑤「自分たちで考えて行動する」が大前提
(昨年度も掲載した内容ですが、大事なのでもう一度)
(上記の内容と重なりますが読んでください。)基本的に普段の練習やライブの準備片づけ運営に対して、顧問は最低限の説明や指示だけ出してあとは生徒たちでやらせるようにしています。それができる生徒がほとんどで、生徒に信頼を置いているのでそうしています。顧問もいつまで本校にいられるかわからないので、自分たちで部活を築き上げる力を身につけてください。
音楽は裏方の存在があるからこそ、ステージやライブが存在します。学校に限らず音楽をやる以上そうした人たちに最大限のリスペクトをしましょう。また、準備には時間がかかります。扱う機材や配線の種類も多いです。9月で3年生が引退するので、9月以降は1・2年が協力し合って機材の扱いができるようにならなければいけません。9月までには上級生に教えてもらいながらある程度の知識を身につけてもらいます。わからないことは指示を待つのではなく、自分から質問をしましょう。もちろん全体で機材の扱い方や準備の仕方を説明する機会はあるので安心してください。
合同ライブへの出演やバンドクリニックを受けるかどうかも希望制にしています。上達するための機会は顧問が作ります。しかし、その機会を自分のものにするかどうかは自分で決めてください。1つ言えることは、それらのチャンスを掴んでいけば必ず上手くなりますし、自分の世界観も広がります。
<補足> 謙虚さと素直さが上達する1番の近道
練習量を積み重ねれば、もちろんそれなりに上達はするのですが、どこかで必ず壁にぶつかります。その時に自分のプレイに対してできないことを認められるかどうか、顧問や仲間、講師に言われたアドバイスを跳ね返すのではなく、素直に向き合えるかどうかがその先への分かれ道です。強がりやごまかしは通用しません。これぐらいでいいやと思った瞬間に成長は終わります。
音はその人の心なので、練習量も人間性もすべて音に出るものだと思ってください。とはいってもなかなか高校生のうちはピンとこないかもしれませんが…。
⑥その他細かいこと
4月に入部してから大まかな流れを把握しておいてください。
その他諸々細かいことは13日の入部希望者説明会で説明します。
4月9日(金) 新入生歓迎会(部活紹介)
4月13日(火) 体験入部:入部希望者説明会 (※1)
4月14日(水) 体験入部:楽器体験会
4月16日(金) 入部届締め切り
4月19日(月) 新入生ミーティング(予定)
4月26日(月) シャッフルバンド・課題曲発表(※2)
4月30日(金) 定例ライブ
4月下旬 プロベーシスト紅谷亮次先生による楽器購入説明会
5月中間考査後 1年生スタジオ練習開始
6月下旬 1年生デビューライブ
※1 入部希望者説明会は必ず参加してください。
説明会参加を入部条件とします。
入部制限を設ける予定はありませんが多くても20~25人程度を考えています。
※2 1年生は最初のライブまで上級生とバンドを組み、課題曲を練習してもらいます。
デビューライブ後に正規のバンドを組んでの活動になります。
ここまで読んで、頑張りたい!楽しみたい!という気持ちがある人は大歓迎です!!
バンドやりたいけど、少し不安だなと感じた人もいるかもしれません。しかし、先輩や顧問が最大限のサポートをしていくので安心してください!きちんとするべきところはしっかりやらせますが、顧問も生徒も自由に楽しくやっています(笑
みんなで一緒にバンドやりましょう!
[フォークソング同好会]6月29日入部希望者説明会!
6月29日に入部希望者説明会を開きました。
第1部部活紹介動画、第2部部長から、第3部顧問からの3部に分けて40~50分ほどかけて説明会を行いました。
部長からは部活の概要、練習内容、部活の雰囲気などを話してもらい、2年3年の数人からも部活の雰囲気、部活の良さ、楽しさ、気を付けてほしいことを話してもらいました。
顧問からは部活の良さ、部員に求めること、お金について話しました。
やるからには本気でやってほしいですし、音楽活動だけでなく、部活としてライブの運営で役員としての責任を果たす、学校のルールを守るといった当たり前のことができるようになってほしいです。
説明会だけでは厳しい部活なのかも・・・?と思う部分もあったかもしれませんが、部員が話したように自由な雰囲気で皆楽しく前向きに部活をしています。
ライブの運営や学校のルールなど、きちんとすべきことはありますし、覚悟をもって本気で取り組んでほしいですが、それ以上に得られる経験値はとても多いです。
練習できる場所、ライブをするための機材、外部講師による講習会、県外県内での合同ライブ、大会、文化祭での中庭ライブ・・・。県内の軽音楽部がある部活の中でも恵まれた環境にある方だと思っています。
是非入部の検討をしてみてください!
[フォークソング同好会]練習再開しました!
6月22日から通常登校が始まり、諸々制限がある状態ですが、部活も再開しました。
久々の部活ということで、再開初日の22日は機材の点検や機材の配置を変えるなどしてスタジオの整理をしました。
練習場所のスタジオはそれほど広くはないため、数人だけ集めて整理をしましたが、少ないなりにもテキパキと行動してくれました。部活に前向きな姿勢は変わっておらず、一安心しました。
また、いよいよ部活が再開するということで、部員から「早く練習したい!」というような表情が伺えました。
再開したとはいえ、まだまだ油断はできません。
フォークソング同好会が取り組むコロナ対策を記載するので、少しでも安心して活動を見守っていただけたら幸いです。
【活動日・活動時間について】
活動日:月~木
活動時間:15:50~17:10
【活動詳細】
・ 当面は予約制で練習に入る。
→ 通常であればシフト制で決まった曜日にバンドが練習に入りますが、参加の強制をさせないため、入りたいバンドが入りたい日に予約をして練習に入るシステムです。
・1日最大3バンドまで。1バンド当たり1週間のうち予約できるのは3日まで。
・窓は常に全開にして練習し、1バンドの練習が終わるごとにスタジオの入り口も開放し、10分間の換気をする。
・練習中は原則マスク着用。
・練習前と練習後は手洗いを必ずする。
・スタジオ練習時間以外の待機中に教室等で練習する場合は十分な距離を取って練習する。
・ボーカルについて、2年生は原則マイマイクを購入する。すぐにマイマイクの購入が難しい2年生や3年生はグリルボール(音を拾うマイクの金属部分)を購入。
・アンプなどのつまみはタオル等を使ってなるべく直接皮膚が触れないようにする。
・練習中の激しい動きはしない。
・熱中症にならないように、こまめに水分補給をする。部活Tシャツの作成等も検討中。
また、ボーカル用に飛沫感染防止シートを設置しました!
他のパートもスタジオ内でのおおまかな立ち位置を決め、密にならないようにしました。
現在1年生が仮入部期間で、例年であれば、スタジオ内見学を実施していましたが、バンドメンバー以外の生徒が入ると密になる可能性があるため、今年は部活見学は実施しません。(正確には実施できません。)
29日に入部希望者説明会があるので、そこで入部するかどうかを検討してもらえればと思います。
少しでも部活の雰囲気が伝わるような説明会になるようにします!!
【今後の予定】
6月29日(月) 入部希望者説明会
7月3日(金) 入部届提出締め切り
7月6日(月) 1年生ミーティング(予定)
7月10日(金) 新入生向け楽器購入説明会 (講師:紅谷亮次先生)
緩やかにスタートしましたが、最大限の配慮をしつつ、今年度も全力で活動していこうと思います!
今年度もフォークソング同好会をよろしくお願いします。
[フォークソング同好会]部長・副部長からのメッセージ
新入生に向けての記事と別になってしまいましたが、部員からの声もお届けしようと思い、今回はフォークソング同好会の部長副部長の3人からコメントをもらいました。
部長(3年・ギターボーカル)
部活の特徴としては各バンドでやりたいと思う活動をしていて、雰囲気的には各バンドごとに色があります。
副部長(3年・ギターボーカル)
フォークソング同好会では楽器を使ったバンド演奏はもちろんのこと、ステージ設営、音響関係の運営など、表の輝いた所から裏方の支える所まで、音楽にかかわる様々なことを行います。
私はギターボーカルを全く楽器に触ったことがない初心者から始めて、みんなの前で演奏できるぐらいになることができました!ほかにも私は裏方で動くことが好きで、みんなの演奏の手助けに努力を積むことはとてもやりがいのあることだと考え、いずれ将来にもつなげたいと思い、日々楽しんでいます。
たくさんオススメしたいポイントも、その分壁に当たって立ち止まりそうなポイントもあります。ですが、頑張れば頑張るだけ結果が伴うのが音楽です!初心者も経験者も、みんなの前で輝きたい人も裏で支えたい人も誰でも大歓迎です!絶対に楽しい青春を約束します、フォークソング同好会で待ってます!
副部長(3年・ベースボーカル)
フォークソング同好会では学校内の活動だけでなく、他校が主催するライブに参加したり、時には他校を招いて本校でライブを行ったりしています。
ライブを通してたくさんの人と交流できることもフォークソング同好会の魅力の1つかなと思います!それから、楽器未経験者で不安に思っている人もいるかもしれませんが、現部員も高校から楽器を始めた人がほとんどですし、先輩が優しく教えてくれるので全く心配ないです!ぜひ一緒に音楽をしましょう!
今回は3年生からのメッセージだけでしたので、次回は2年生にもメッセージをもらいたいと思います。
楽しみにしていてください!
[フォークソング同好会]入部を考えている新入生へ
(4月14日現在)
※現在、新型コロナウイルスの影響で4月からの部活動に限らず、学校生活全般について先が見えてこない部分が多いです。見通しが立ち次第、HP上で順次部活のイベントスケジュールを公開していく予定です。様々な制約を受けることが考えられますが、練習環境・練習方法に最大限の配慮をしながら活動できる範囲で取り組んでいく予定です。
【入部を考えている新入生へ】
新入生の皆さん、入学おめでとうございます。入学してどの部活に入ろうか今から考えている人も多いでしょう。フォークソング同好会に入ろうかなと考えている人は必ず以下の内容をよく読んで、その上で本当に入りたいか考えてください。
これから書くいくつかの項目に対し、それでも覚悟をもってやるぞ!という気持ちがある人は歓迎しますが、安易な気持ちでやろうとするなら他の部活を検討してください。
① 本気で音楽をやりたい!という覚悟はあるか?
以前は特に説明会の実施や入部条件を提示するわけでもなく、来るもの拒まず的なスタンスでした。その結果として起こったことは
・部員のやる気の違いによりバンド解散。
・人数過多により十分な練習時間の確保ができない。
・合同ライブの運営や校内ライブの運営には非協力的で、自分の演奏だけを楽しむ人もいた。
などです。
学校の部活動として軽音楽をやっているので、ここでしかできない、ここでしか打ち込めないことに全力で取り組んでほしいと考えています。例えば、自校他校での合同ライブに参加して色んなバンドと友達になり刺激を受ける、運営面にも積極的に参加し自身の人間力を成長させる、顧問や外部講師の指導を受けて自身の音楽を磨くための探求をするなどです。
音楽にはゴールもなければ勝ち負けもありません。自由だからこそ、やればやるほど表現の幅や楽しさが広がります。色んなことに積極的に参加すれば、人生の中でかけがえのない1ページとなるでしょう。
② 自分勝手なことはしない。
バンドは個人でするものではないので、バンドメンバー内で練習や部活のイベントの日程は必ず把握をしてください。部活に支障をださない、メンバーに迷惑をかけないように心がけることが大前提です。
あれこれ言われずに仲のいいお友だちと音楽を楽しくやるのは学校でなくてもできます。好き勝手やって、挨拶をしない・ルールを守らない・部員としての責任を果たさない・練習日に個人の都合(バイトなど)を優先するなどはただただ迷惑でしかありません。全力で楽しむことは顧問も勧めていますが、やるべきことはメリハリをつけてしっかりやりましょう。
③ 兼部は不可
これは今年度から新たに設けることにしました。
現在の練習システムは月~木はシフトを組んで週に1回スタジオ練習、金土は入りたいバンドがスタジオの予約をして練習する形となっています。火~木は普通教室を開放し、練習したい人が個人練習などで使用しています。したがって、教室練習を除けばスタジオでの練習は週に1回~3回です。練習日数から兼部をする生徒もいました。せっかく練習場所や練習環境が整っているので、それを十分に活用するぐらい取り組んでほしいですし、やる気の差を出さないためにも、生徒会も含め、兼部は認めません。
また、家庭の事情等で学校に許可されている場合のアルバイトには制限は設けていませんが、練習日や部のイベントに重ねないようにしてください。予定表は早めに出すようにしているので、自分のスケジュール管理は徹底してください。これは部活に限らず何事でもそうです。
④ 6月末のデビューライブまではシャッフルバンドで活動
今の2年生までは4月に入部してすぐバンドを組んで、という形でした。入学してお互いのことをよく知らないまま組んで、数ヶ月後に解散…なんてこともありました。またできる曲よりやりたい曲を選んだことで技術が追い付かず、各バンドのスタートがバラバラになることもありました。それらを踏まえて、最初はこちらでシャッフルバンドを組んで、いくつかの課題曲から選んで練習になります。6月のデビューライブ後に初めて自分の好きな人同士でバンドを組むことになります。
編成の都合上、掛け持ちになったり、希望のパートにならなかったりすることもあるかもしれません。
(もちろんなるべくそうならないようにはします。)
⑤ お金がかかる部活です。合同ライブは1日がかりのイベントです。
ある程度最初に楽器等をそろえれば、しばらくはそのまま活動はできますが、プラスで機材をそろえようとするとお金がかかります。他校の合同ライブの参加も増えてきているので、交通費もかかります。
合同ライブは他校自校関係なく朝集合して夕方解散が普通です。自校での合同ライブは平均して2か月に1回ですが、当然準備や片づけもあります。遅刻をしない・最後まで残って仕事をやりきるが大前提です。
こうした他校の生徒のライブを見ることはかなり刺激になり、モチベーションにつながります。川口高校は県内では少しずつ活発に活動している学校の1つになりつつあります。しかし、東京や神奈川などに比べると実力はまだまだ劣っています。幸いなことに県外からの合同ライブのお誘いも増えてきているので、そうした同年代の強豪たちの演奏を見る・その学校で演奏するというチャンスを逃す手はありません。
講師の紅谷亮次先生曰く、「良いミュージシャンは、まず良いリスナーである」です。
⑥ 「自分たちで考えて行動する」が大前提
基本的に普段の練習やライブの準備片づけ運営に対して、顧問は最低限の説明や指示だけ出してあとは生徒たちでやらせるようにしています。それができる生徒がほとんどで、生徒に信頼を置いているのでそうしています。顧問もいつまで本校にいられるかわからないので、自分たちで部活を築き上げる力を身につけてください。
音楽は裏方の存在があるからこそ、ステージやライブが存在します。学校に限らず音楽をやる以上そうした人たちに最大限のリスペクトをしましょう。また、準備には時間がかかります。扱う機材や配線の種類も多いです。9月で3年生が引退するので、9月以降は1・2年が協力し合って機材の扱いができるようにならなければいけません。9月までには上級生に教えてもらいながらある程度の知識を身につけてもらいます。わからないことは指示を待つのではなく、自分から質問をしましょう。もちろん全体で機材の扱い方や準備の仕方を説明する機会はあるので安心してください。
合同ライブへの出演やバンドクリニックを受けるかどうかも希望制にしています。上達するための機会は顧問が作ります。しかし、その機会を自分のものにするかどうかは自分で決めてください。1つ言えることは、それらのチャンスを掴んでいけば必ず上手くなりますし、自分の世界観も広がります。
<補足> 謙虚さと素直さが上達する1番の近道
練習量を積み重ねれば、もちろんそれなりに上達はするのですが、どこかで必ず壁にぶつかります。その時に自分のプレイに対してできないことを認められるかどうか、顧問や仲間、講師に言われたアドバイスを跳ね返すのではなく、素直に向き合えるかどうかがその先への分かれ道です。強がりやごまかしは通用しません。これぐらいでいいやと思った瞬間に成長は終わります。
音はその人の心なので、練習量も人間性もすべて音に出るものだと思ってください。とはいってもなかなか高校生のうちはピンとこないかもしれませんが…。
世界的に有名なギタリスト、エリッククラプトンの名言で
「ステージに上がった時、自分が1番上手いと思え、ステージを降りている時、自分は1番下手だと思え」
とあります。ステージでは堂々と、日々の練習では謙虚で素直な姿勢を忘れずに励んでください。
細かいことは学校再開後に行う入部希望者説明会で説明をします。入部を少しでも考えている人は必ず参加をしてください。入部制限はよほどでなければするつもりはありませんが、新入部員は20人~25人程度が理想です。
まとめ
上の①~⑥で書いてあることは、1日何時間練習しなさいとかそういう類のことではありません。練習したりライブに参加したりした分だけ確実に上達します。たくさん練習をしてほしいですし、やるなら相応の練習をするのは当たり前ですが、普段部員にガミガミと練習しなさいとは言いません。やらされる練習なんて楽しくないですし、強制するものではないと考えています。部活は自分の意志で入るものなので、顧問にうるさく練習しろと言われる程度なら部活で軽音楽なんてやらない方がいいです。もちろん、頑張りたいという意思があるバンドには顧問ができること伝えられる技術や知識は出し惜しみしません。
音楽に限ったことではありませんが、結局やるのは自分なので充実させるかどうかは自分自身の覚悟次第です。
だからこそ、自分で考えて行動でき、楽しむために、表現するために努力する、そんな志が高い人に入ってきてほしいです。そういう人と顧問生徒という立場関係なく一緒に音楽を探求し楽しみたいですし、色んなチャンスを掴んでほしいです。
色々厳しいことを書いたかもしれませんが、どれも当たり前のことでそれを当たり前にやるということが存外難しかったりします。毎年入ってくる部員はほぼ全員初心者ですが、部員は楽しく自由に部活をやっていますし、上に書いたようなことができているバンドは上達していますし、結果も出しています。
音楽は奥が深くて本当に楽しいです。きちんと取り組めば技術的に上達するだけでなく、コミュニケーション能力や創造力、主体的に行動できる力など、社会でも通用する人間力も身に付きます。まずは体験入部や説明会に来て雰囲気を感じ取ってください。
楽しく、本気で音楽に打ち込める環境があることが、川口高校のフォークソング同好会の魅力だと思っています。
わからないことや聞きたいことがあれば顧問・佐藤までお問い合わせください。