川高日誌

カテゴリ:川高の自然

【川高の自然】富士山


 寒い朝、手をこすりながら渡り通路からふとみると美しい富士山が見えます。

悩んだりいやなことがあってもこの姿を見るとまた頑張ろうと背中を押されて勇気がわいてくるのは私だけでしょうか。


   (渡り通路から)

富士山は2013年「世界文化遺産」に登録されましたが、何度も噴火してこの姿になりました。

竹取物語ではかぐや姫が残した不老不死の薬を帝が富士山の頂で燃やした為、

常に煙が立ち昇っていると書かれています。

時代が下がり、江戸時代に活躍した葛飾北斎の「富嶽三十六景」、歌川広重の「富士三十六景」には様々なロケーションからの富士山が描かれていてその美しさを楽しむことができます。

皆さんも一度実際に見てください。川高から望む富士山の姿に心が洗われますよ。


 

【川高の自然】ヒヤシンス


 ヒヤシンスは小学生の頃よく教室で水栽培し、どんな色の花が咲くか楽しみにそだてていたのを思い出します。

春になるとすっと伸びた太い茎の先に良い香りのする星型の花をたくさん咲かせます。

ギリシャ・小アジア原産のヒヤシンスは、ギリシャ神話の美少年ヒュアキントスの名前に由来しています。

和名は、「風信子」、「飛信子」といわれています。

  (正門左手)

原種株の花色は紫青色のみだったそうですが、品種改良で暖色から寒色まで様々な色が楽しめるようになりました。

紫色のヒヤシンスは「初恋のひたむきさ」、ピンクは「しとやかなかわいらしさ」という花言葉が付いています。

長い間愛らしく咲いています。そこまで春が来ています。



【川高の自然】ゴールデンレインツリー


 これはゴールデンレインツリーの若木です。

葉は7枚から15枚の小葉からなる奇数羽状複葉で互生しています。

小葉は先が尖った卵形で粗い鋸歯があります。

   
(選択教室前)

成長すると高さ5mから10mの高木になり、秋になると黄色い花をたくさん咲かせます。
そして黒い種子が出来ます。花は目薬や黄色染料に、種子は数珠に利用されるそうです。

早く大きくなり、黄色のお花がたくさん咲いているところが見てみたいです。

 

【川高の自然】マンリョウ


 マンリョウは、秋から冬にかけて珠玉のようなたくさんの赤い実をつけるヤブコウジ科の常緑小低木です。

濃緑色で長楕円形のぎざぎざした葉は肉厚で互生します。

 (正門上がり右手)

江戸時代から盛んに栽培され、商売繁盛の縁起を担いで昔は商家の庭によく植えられました。

マンリョウと同様に赤い実を付けしばしば間違えてしまう植物にセンリョウがあります。

見分け方は、マンリョウの実が葉の下に付くのに対してセンリョウの実は葉の上に付きます。

また、センリョウの葉はより丸みを帯び対生することでも見分けられます。

漢字で書くと「万両」ですが、センリョウより美しいという意味から命名されたそうです。

川高の自然 【ユズリハ】


 ユズリハはユズリハ科の常緑高木で広く東アジアに分布し、

日本では本州の福島以西、九州、四国、沖縄に自生します。

ユズリハの葉は枝先に輪生状に集まって付き、大型の狭長楕円形で厚く光沢があります。

春に若葉がいっせいに開くとまるで席を譲るかのように古い葉が落葉するため

「ユズルハ」からユズリハと名付けられたそうです。別名「親子草」とも呼ばれています。

(化学実験室前の花壇)

ユズリハは万葉集にも詠まれ、古くから知られていた植物です。

葉の柄が赤く、葉裏が白いことから「紅白」を連想させ、

おめでたい植物としてお正月のしめ飾り、鏡餅の飾りに用いられるようになりました。

また、葉の付き方散り方から「家系が長く続きますように」との思いも込められています。

 

【川高の自然】スイートアリッサム


 鮮やかに紅葉しているドウダンツツジの前に小さくて可憐なお花が咲いています。

ヨーロッパの南部、地中海沿岸原産のスイートアリッサムです。

野草のナズナに似ていることから和名は、庭薺(にわなずな)と名付けられました。

 

       (東門) 

アブラナ科の4枚花弁の多年草で春と秋にあふれんばかりの白い小花を咲かせます。

スイートアリッサムというように甘い香りがします。

横に広がって咲く性質がありとても丈夫なので公園の植え込みにも使われています。

赤と白のコントラストがきれいです。

 

 

 

 

 

【川高の自然】ホトトギス


 花びら全体に点々があるこの花はホトトギスです。楚々と咲いています。

鳥のホトトギスの胸の斑点によく似ているためこの名前が付いたそうです。

インドから東アジアにかけて広く分布しています。


 (選択教室Bの前の花壇)

 

ユリ科の多年生で葉は互生し、楕円形で長く葉脈は縦方向にあります。

日陰でも育ちます。白ホトトギスという花に点々のない変種もあります。

 

ホトトギスの花は晩夏から晩秋までの長い間ひたむきに咲き続けるので

「秘めた意志」という花言葉が付きました。

【川高の自然】アメジストセージ


 少し厚みのあるベルベットのような質感の暖かい紫色のお花が咲いています。

宝石のアメジスト(紫水晶)の色合いに見えることからアメジストセージと呼ばれています。

茎の上部又は枝先に総状花序にたくさんの花が付き、萼も紫色をしています。


(選択教室Aの教室の前)

シソ科の多年草でサルビアの仲間、原産地はメキシコ、中央アメリカです。

葉は長楕円形で茎に対して十字に対生します。

セージは食用と観賞用がありますが、川高に咲いているのは観賞用です。

柔らかな手触りがビロードのようでベルベットセージとも呼ばれています。

花が寄り添って咲くことから、「家族愛」という花言葉が付いています。


 

【川高の自然】イチョウ


 「生きた化石」といわれているイチョウは、古生代の終わりから中世代中頃まで

全世界に繁茂した裸子植物です。当時は17種類ありましたが、現在は、1種類のみです。

幹がまっすぐ伸び公害にも強いため、街路樹としても多く植えられています。

  (グランド手前)
イチョウの葉は扇子を広げたような形状で、秋には美しく黄化し、陽光を浴びて全木黄金色に輝きます。

散り敷かれた黄色い絨毯も晩秋の風物詩の一つです。イチョウは雌雄異株で、落葉の季節には雌株に

銀杏の実がなります。殻がつぶれた銀杏の臭さはご存じの通りですが、茶碗蒸し、おでん等に入れると

美味です。但し、神経毒成分を含むため食べ過ぎは禁物です。

イチョウは長寿の木で、国の天然記念物である青森県の北金ヶ沢のイチョウは樹齢が1000年を超えています。

樹高31メートル、幹周り22メートルと1本でも山のように見え、世界最大級のイチョウといわれています。

なお、「イチョウ」はお隣東京都の木に指定されています。


 

 

 

 

【川高の自然】瑠璃茉莉


 秋は紫色のお花が多いと感じるなか、ひときわさわやかな瑠璃色(水色)のかわいいお花が

咲いています。アフリカ原産の瑠璃茉莉(るりまつり)、別名プランバーゴです。

(選択教室Aの前の花壇)

 瑠璃茉莉の瑠璃は「青い花色」から茉莉はジャスミン(茉莉花)に

似ていることからつけられました。

夏から秋にかけて長い間、水色のくっきりした5枚花弁の花が咲きます。

一方、プランバーゴはラテン語の「plumbum()」が語源でこの植物が

鉛中毒の解毒に効くことからだそうです。

「幸せの青い鳥」、「結婚式のサムシングブルー」(花嫁が何か1つ青い

ものを身につけると幸せになれるという伝説)などすがすがしい水色に

魅了されロマンテックな気分になるのは私だけでしょうか・