カテゴリ:報告事項
[フォークソング同好会]4月11日12日体験入部
4月11日、12日は体験入部がありました。
11日はスタジオ見学。
毎年体験入部では多くの生徒が来るので、スタジオの見学するグループと外で部の簡単な説明を受けるグループに分かれて行いました。
12日は楽器体験。
視聴覚室にて、ギター・ベース・ドラムの体験会を行いました。
それぞれの楽器はどんな音が出るのか、どういう役割の楽器なのかという説明を全体で行った後に、自分が気になるパートのところへ行き、実際に持って弾いたりしました。
後半はバンドに欠かせないアンサンブルの体験もしました。1つの音だけでほかの楽器と一緒にリズムに合わせて鳴らすことでバンドで合奏することやその楽しさをちょっとでも味わってもらったら幸いです。
楽器体験会の様子。
リズムに合わせてギターベースドラムを鳴らしました。音がぴったり合うと気持ちいいですよね。
見ている人も手拍子で参加。
部活勧誘チラシ。本気で音楽をやりたい人大歓迎です。
[フォークソング同好会]4月7日合同ライブ!
4月7日本校にて新年度最初の合同ライブがありました。
今回参加したのは、浦和北高校、大宮中央高校、川口青陵高校、千葉経済大学附属高校(と川口)の計5校13バンドでした。
本校から出演したバンドは、NO more than YES(2年バンド)、3:00のおやつ(2年バンド)、Dairy Pepper(2年バンド)、MSF(顧問+3年)の4バンドでした。
さらに3月にボーカル講座の講師として来ていただいた浅川先生も見学に来てくれました!
「前回のボーカル講座から川口高校の生徒がどの様に成長したか気になって仕方がない」とのこと。本当にありがたいお話です。しかし、ボーカル講座を受けた生徒は今回出演せず・・・。成長っぷりをお見せすることはできませんでしたが、最後の顧問総評では、アドバイスはもちろん、ライブの3要素など、細かいところまでみっちり話してくださいました。
全体的な感想としては、2年バンド3年バンドにさほど大きな実力差がないような気がしました。1年間もしくは2年間練習をしてきて、ある程度曲をコピーをできるようになった、という状態でしたが、ステージングやバンドでの音作り、縦がそろっていないなどの課題が見つかるバンドが多かったです。他校の先生も言っていたことは、「慣れてきたがゆえに緊張感がない」。慣れというのは良い面もあれば悪い面もあります。学年が上がり、1年生は先輩になり、2年生は最高学年としてなるこの時期に今一度、どこか無意識に「これでいいや」と思っていないか、次の目標は決まっているか問い直してほしいです。
ただなんとなく曲をコピーするだけでは、技術は上達しません。コピーをすることは悪いことではありませんが、「速い曲でをテンポを崩さないように演奏しよう」「単音で弾くことに慣れよう」など個人なりバンドなりで目標をもって取り組んでほしいと思います。
生徒が書いてくれたホワイトボートのイラスト。
今回は初の試みとして、昼休み後に交流会を開きました。
好きなアーティストやバンド結成の話など、それぞれのグループで盛り上がっていたようです。
交流会を開こうと思ったのは合同ライブの直前で、本校生徒にはかなり無茶ぶりをしてしまいましたが、しっかり対応してくれました。ありがとう!笑
最後に集合写真。
ルーキーズフェスに引き続き、役員生徒がテキパキ行動してくれた反面、少し反省すべき点がある生徒もいました。役割分担の多い少ないはあると思いますが、最初から最後まで部員のひとりとして責任のある行動をとってほしいと思います。これから入ってくる1年生にもそうした責任感をしっかり身につけてほしいと思います。
今回人数は決して多くはない合同ライブでしたが、参加してくださった学校のみなさん、ありがとうございました!!
[フォークソング同好会]3月24日越ヶ谷高校合同ライブ
3月24日に越ヶ谷高校で行われた合同ライブに参加しました。
本校からは1年生バンドのキャラメルと1年+2年+顧問の今回限りの特別編成バンドのWednesdayの2バンドが参加しました。本校と越ヶ谷高校以外には国際学院高校、埼玉平成高校、越谷西高校、三郷北高校とご一緒しました。
今回の合同ライブはコピー曲をやるバンドが多く、どのバンドもレベル的には大きな差はなかったかと思います。しかし、同じ県内の学校でもほとんどのバンドがオリジナル曲を演奏するということもありますし、コピー曲の場合は1曲までという制限がある学校もあります。
音楽は自己表現。コピー曲で自分の個性を出すことも大切ですが、オリジナル曲を作ることで、拙い演奏でも、真に自分が伝えたいことやりたいことを表現するのが理想です。本校部員もコピー曲がほとんどなので、オリジナル曲をどんどん作ってほしいものです…。
どのライブでもそうですが、楽しかったねで終わるのではなく、そこから一歩上達するためには何をしなければいけないのか、それぞれのバンド、各個人で課題を見つけ、努力をしていってほしいです。1年生でも2年生でもある程度曲ができるようになると「これでいいや」と無意識レベルで思って努力をやめてしまう人も中にはいます。その先のレベルに到達するためには今まで以上の苦労や努力が必要なので、そうした大変さを避けてしまうのでしょう。常に上には上がいるという意識で何事も地道に努力を重ねて、そこで初めて人を感動させられる演奏ができるのかもしれません。
越ヶ谷高校では今回が第1回目の合同ライブとのこと。記念すべき第1回に参加することができて光栄です。第1回とは思えぬぐらいスムーズな運営でこの日のためにどれだけ準備してきたかが伝わってきました。
改めて運営や準備がいかに大変で大切であることが確認できます。ステージに立って演奏することが当たり前にならないように、準備や運営をしてくれる人への感謝を部員全員が持つべきです。
今回の合同ライブに参加したことによって、そうした色々な面で基本的なことに立ち返ることができました。
越ヶ谷高校のみなさん、第1回の合同ライブ開催おめでとうございました!そして、ありがとうございました!
キャラメル。ドラムがメンバーチェンジして、新体制で初めての合同ライブでした。
最後に集合写真。
[フォークソング同好会]3月22日四年二組さんが来てくれました!
3月22日に平成30年度最後の校内ライブがありました。
年度末のライブということもあり、15バンドと、部のほとんどのバンドが出演しました。
そして、今回はスペシャルゲストとしてプロのアーティスト「四年二組」さんが来てくれました!
メジャーファーストシングル「バッター!!!!ビビッてる!!~さあ僕ら「勝ち方」を見つけよう~」がオリコンデイリーシングルランキング初登場18位を記録、2017年発売アルバム「4時間目~鳴らせっ!!!! 青春のfanfare!! ユトリ世代の逆襲~ 」が、オリコンウィークリーアルバムランキング(インディーズ)にて、初登場9位を記録。ワンマンライブではチケットソールドアウト、今年リリースした「My Best Friend」がテレビ朝日「じゅん散歩」のエンディングテーマになるなど、今注目の男性ボーカルユニットです!!
↓ 四年二組Biography ↓
http://4nen2kumi.jp/biography/
↓ 四年二組YouTube チャンネル ↓
https://www.youtube.com/channel/UC5Xfo_BcVufW7KSN4sl5y6Q
生徒演奏後、ゲスト枠で登場し、3曲演奏してくれました。(普段のライブではバンド形式ですが、今回は音源を流しカラオケ形式で演奏。)
さすがプロの演奏ということもあり、レベルの高いパフォーマンスで生徒もノリノリで楽しんでいる様子でした。
ライブ後にはなんと部員全員にサンプルCDを配布してくれました。また、部員と写真を撮ったり握手をしたりと、とても気さくな人たちで充実した交流の場となりました。
四年二組のみなさん、ありがとうございました!!
ライブの様子。
3曲目の「紙ヒコーキ」では生徒が夢などを書いた紙ヒコーキを実際に飛ばしました。
最後に集合写真。
いただいたサンプルCD。
[フォークソング同好会]3月18日ボーカル講座!
3月18日にStudio Adviserの浅川信先生を招いてボーカル講座を行いました。
これまでいろんな外部講師の方に様々なクリニックを行ってもらっていますが、ボーカル講座は今回が初めてでした。
歌において1番大事なことは「呼吸」であるというところからスタートし、呼吸の使い方をマスターするための知識やトレーニングをなんと5時間もかけて教えていただきました。
その内容も当然ですが本格的で、足腰のトレーニングや、顔・声帯・お腹の役割、筋肉や横隔膜や喉の構造まで踏み込んで、参加生徒も教わったことをしっかり意識しながら取り組む様子が見られました。
顧問もこれまではボーカルの指導はパフォーマンス(動き)ぐらいしかできていなかったのですが、今回顧問も生徒と一緒に混ざって参加することで、細かい知識やトレーニング方法を教わり、自分の知識も増え、指導力も向上したような気がします。
また、最後の方には、バンド練習に欠かせないリズムトレーニングや、すでにある曲を使ってヴィブラートやしゃくりのアレンジも加えながら全員で歌ってみるなど、細かい部分までみっちりやりました。
非常にわかりやすい資料を使って、知識を学ぶ座学的なことと実践トレーニングをバランスよく行い、発声の場面を見ていても、最初に比べ、格段に響き方が良くなっていることがわかりました。5時間という限られた時間の中で生徒がそれだけ多くのことを吸収することができたという証拠ですね。
とても充実した時間を過ごすことができました。
Studio Adviser浅川先生、ありがとうござました!!
真剣な姿勢でメモをとったり、話を聞いていました。
最後に集合写真!充実した様子が顔に出ていますね!
[フォークソング同好会]2月10日ルーキーズフェス!
2月10日に軽音楽連盟主催の1年生大会ルーキーズフェスが行われました。
県内で5会場に分かれ、そのうちの1つが本校にて行われました。
本校に集まったのは9校20バンド(2バンドが出場辞退で18バンド参加)!本校からは3:00のおやつ、キャラメルフラペチーノ、NO more than YESが出場しました。
ルーキーズフェスは夏の軽音楽コンテストや秋の新人大会とは違い、審査員はおらず、生徒投票によって結果が決まります。また、PA(音響)の業者もつかないため、一部機材を他校からお借りして、本校生徒が音響面の運営も行いました。
普段やり慣れている場所での演奏ということもあり、3バンドとも緊張している様子はなく、いつも以上に楽しそうに演奏していました。
そして気になる結果は・・・
なんと
3:00のおやつが
最優秀賞をとることができました!おめでとう!
(ちなみに今回は最優秀バンドが3バンド同率になり、3バンド最優秀賞、2バンド優良賞となりました。)
まだまだ荒削りな演奏ではありましたが、持ち前の個性を発揮し、賞を勝ち取ることができました。
そしてもう一つ嬉しいことが!それは本校生徒の運営が他校の先生方から褒められたことです!1月26日の合同ライブで運営の予行練習をしましたが、その甲斐もあって、てきぱきと動き、転換も早く、30分以上巻いて大会を終了することができました。
顧問からは朝の準備の指示と大会中の細かい指示だけ出しましたが、ほとんどは生徒が自ら声をかけ合って動き、運営をすることができていました。言われたことだけをやるのではなく、言われる前に動く、言われた以上のことができる、他の部活にも負けない、部員の主体性の高さは本校フォークソング同好会の誇りの1つと言えるでしょう。
もちろんこうしたスムーズな運営ができたのも、出場者のみなさんの動きの良さや他校の先生方のサポートもあってこそ。非常に充実した日になりました。
特に1番評判がよかったのはPA担当をしていた1年生と司会係の1年生!サウンドチェックもなるべく時間をかけずに行い、司会係もインタビューやセッティング中のMCで活躍してくれました。
賞を取れたことも嬉しいですが、こうしたイベントをより良いものにしようと部員1人1人が責任感のある行動が取れていたことが顧問としてとても嬉しいことです。
大会終了後のミーティングでも何回「みんなありがとう!」と言ったことか笑
反省点も当然ありますが、こうした主体性は今後も磨いていってほしいです。
出演者のみなさん、運営役員のみなさん、来校してくれたみなさん、お疲れ様でした!
キャラメルフラペチーノ。賞は逃してしまいましたが、とても良い表情で演奏していました。
表彰式の様子。
部室前で写真撮影。みんなおめでとう!
[フォークソング同好会]1/24:校内ライブ&1/26:1年生限定合同ライブ!
1月24日に校内ライブが行われました。
今回、出演したのはなんとαとOversleepとMSFの3バンドのみ…!少ない…!
校内ライブは普段の練習の成果を発揮する場。前の記事でも書いたように完璧に演奏することが目標ではないですし、ミスをするのは当たり前なので、多少完成して無くとも、前にやった曲でも積極的に出演してほしいものです。
MSFは顧問が生徒と組んでいるバンドですが、今回ドラムの生徒がインフルで学校を欠席していたため、急遽アコースティック編成で演奏しました。
Oversleep
また、1月26日に本校での合同ライブが行われました。
1年生大会ルーキーズフェスも近いと言うことで、出演者は全員1年生!
そして、今回の出演者は過去最多の8校27バンド!!すごい数になりました!さらに、今回は千葉県から千葉経済大学附属高校が参加してくれました!
ルーキーズフェスは南①会場として本校が会場校となっており、大会当日に向けた予行練習ということで運営のほとんどは1年生と2年生数名に任せました。まだまだ改善してほしいところはありましたが、生徒同士で声をかけ合い、行動することができていました。
顧問はほとんど見ているだけでしたが、「~はこうした方がいいと思います。」と言ってくる生徒もいれば、こちらが頼んだこと以上の仕事をしてくれる生徒もいました。
合同ライブは運営をするのにかなりの人手が必要です。転換を手伝う人、音響を整える人、楽器室や控室の警備、カメラ係、司会等々。とても顧問1人ではできません。生徒に運営をさせることで生徒1人1人に責任感や自主性が生まれ、生徒自身の成長に繋がるという面は軽音楽部の活動ならではかなと思います。
もちろん生徒で運営するということは、例えば顧問が見ていないところで手を抜こうと思えばできます。見られていなくても、どれだけ手を抜かずに取り組めるか、そこでその人の「人間性」が試されるということにもなります。(音楽、部活に限らず何でもそうですが。)
人数も多いのでまとめあげるのが大変というのが正直なところですが、生徒と顧問の間でも生徒同士の間でも良い部分が影響し合えばきっともっともっと部全体が良くなると思うので、当日は終わりが遅くなり多くは話せませんでしたが、生徒には、お互いに良い影響を与えること・悪い影響を広めないことも話せたらと思っています。
今回これだけ多くのバンドが出演し、同学年の演奏をたくさん観る濃い1日となりました。
先生方のコメントでも、
・転換は短く運営に協力する。
・10回の自宅練習より1回のスタジオ練習、10回のスタジオ練習よりも1回のライブ。
・音楽をたくさん聴く。自分が目指したいものを明確にする。
・運動部では勝ち負けがあるが、音楽には勝ち負けや絶対的に良い曲というものがない。それぞれ正解や楽しみ方がある。
・機材にこだわる。
・ダイナミクス(強弱)を意識する。
など、当たり前のことから深い話までたくさん聞けました。
ルーキーズフェスに出る人も出ない人も今回の合同ライブを経て、今後の活動の糧の一つにしてもらえたらと思います。
参加してくださった各学校の皆さん、ありがとうございました!!
ライブの様子。視聴覚がいっぱいになりました。
ルーキーズフェスに出場する3:00のおやつ。初のオリジナル曲「デビュー曲!!」を演奏しました。
[フォークソング同好会]1月23日外部講師による講習会!
1月23日に外部講師による講習会が行われました。
いつも来てくださっている、森山先生(YAMAHA)、紅谷先生(Wabi_Sabi)のお2人に加え、YAMAHAの山下先生、KORGの鈴木先生の4人の講師が来てくれました。
今回は2月10日に行われる1年生大会ルーキーズフェスに向けたバンドクリニック…の予定だったのですが、出場3バンドがどれもメンバーが体調不良など諸々の事情で、バンドクリニックは行えず…。
代わりに、パートごとに分かれ各先生方から機材の知識を学ぼうという会になりました。
参加したのはわずか15名程度でしたが、みんなメモをとりながら学ぼうとしていました。最後には先生方によるジャムセッション!森山先生、紅谷先生、鈴木先生は元々バンドを組んでいたこともあり、まさにプロのグルーヴ間を間近で感じることができました!顧問が1番盛り上がっていました笑
本校生徒を見ていると、こうした講習会を開くと、何か言われるかもしれない・・・。と怖がり(?)講習会に参加しない生徒もいます。(強制参加にはしてないので、それが悪いことではありません。)本校は部員数がかなりいるため、音楽に対する気持ち・部活に対する気持ちは人それぞれです。しかし、どのような気持ちであれ、チャンスを逃すようなことはしてほしくないです。
講師の先生から言われた何気ない一言が生徒にとっては大きなプレッシャーになることもあるかもしれませんが、それを乗り越えた先にこそ得られるものもあり、言い換えれば、乗り越えなければ何も得られないということでもあります。
成長の過程では必ず苦になる場面がやってきます。そこで諦めてチャンスを逃すのか、踏ん張って乗り越えようとするのか、それを選択するのは紛れもない自分自身です。
音楽は自分自身を表現するものなので、ある意味「人間力・人間性」が出る分野でもあるかもしれません。
他校の顧問の先生がHPに書いていたことで
「軽音楽部は そこまでしなくても ただ 何となくでもできる部活動かもしれません。けれど、一つのことに本気で取り組んだ先に手に入るものは この先の人生の糧となるものではないかと思います。」
まさにその通りだと思いました。音楽でプロを目指せ!ということは思っていませんが、音楽をやる部活動に所属している以上、音楽に対して真剣になってほしいとはいつも思っています。そこまで真剣になれなかったとしてもこうした講習会でのいろんな先生方の話を聞くことで、今後の生徒の学校生活や人生が豊かなものになってほしいです。
[フォークソング同好会]1月20日来武祭@都立武蔵丘高校!
1月20日に2019年初の合同ライブ、都立武蔵丘高校の来武祭に参加してきました。
元々は3バンド出演予定でしたが、そのうち1バンドのメンバーがインフルエンザになり、最終的に3:00のおやつとCONNECTの2バンドが出演しました。皆さんもインフルエンザにお気をつけください。
本校が来武祭に参加するのは昨年の4月ぶり。相変わらず演奏のレベルはもちろん、運営のレベルも高く、学べることが多いです。
出演した2バンドの演奏を観て言えることはまだまだ基礎技術が足りないということ。本校は部員数が多い分1バンドが週に1回のスタジオで入れる時間も30分前後です。各個人の練習は家でもできるので、練習がない日は個人で曲の練習→スタジオ練習の日は合わせる練習と時間の使い方が上手くできると良いですね。
演奏力が高いバンドがいるとどうしても自分たちの演奏で悔しい思いをしがちです。1年生のうちは特に失敗しないように演奏しなきゃという気持ちで演奏している人が多いです。
しかし、バンド始めて1年も満たない人がプロには及ばないのは当然であり、事実です。完璧な演奏を目指すのなら、コピー曲であれば、原曲を聴いた方が早いです。
「演奏でミスをした=失敗」と大袈裟に捉えるのではなく、ミスをするのは「当たり前」で、それでも演奏を通してどれだけの人に笑顔を届けられたか、自分の演奏を表現できたか、を大切にしてほしいと思います。
自分の不安や失敗だけを考えるのではなく、上手い人の演奏や顧問の先生の話を通して何が得られるか、周りに目を向けてプラスになることを貪欲に吸収してほしいです。
CONNECT
3:00のおやつ
昼休み明けの交流会では屋上も入らせてくれました。スカイツリーや中野サンプラザなどが見えました。
集合写真。
今回は静岡の高校も参加し、普段交流することのない学校とも関わることができました。
都立武蔵丘高校のみなさん、ありがとうございました!
[フォークソング同好会]12月クリスマスライブ!
皆様、あけましておめでとうございます。
今年もフォークソング同好会をよろしくお願い致します。
2018年のフォークソング同好会を一言で表すと、「飛躍」でした。
夏合宿や定期的な合同ライブ、外部講師を招いてのクリニックなど、今までになかった活動を数多く取り入れ、ようやく(?)部活らしい活動になってきました。
しかし、まだまだ部員全体の志気が足りておらず、統制が取れていない部分もあるので、2018年で取り組み始めたことを土台にして、2019年はそれらを発展させる「進化」、そしてそのために積極的に「挑戦」、この2つをキーワードに今年も精一杯取り組んで生きたいと思います。(「挑戦」は今年に限らず、常に心掛けてほしいことですが。)
以下は、2018年最後の活動クリスマスライブについての記事です。
12月21日にクリスマスライブがありました。例年のクリスマスライブでは投票によって各学年でそれぞれ1位~3位まで決めるというものでしたが、今回のクリスマスライブでは、
・最優秀賞(1バンド)
・優秀賞(1バンド)
・審査員特別賞(1バンド)
・ベストスマイル賞(2人)
・テクニカル賞(1人)
・パフォーマンス賞(1人)
と、バラエティに富んだ賞を用意しました。
さらに、審査員として、以前バンドクリニックでお世話になった、森山先生、紅谷先生を招いて、演奏後に各バンドにコメントをしてもらいながら、進めていきました。
コメントや終了後の講評の中で学んだことは
・手元を見ない。前かメンバーを見る。
・動く姿勢を見せる。ライブは聴くのが5割、見るのが5割。見せ方を工夫するだけでも演奏はかなり良くなる。
・ピンボーカルはマイクを持っていない手で歌詞を表現する。
・ドラムのシンバルを叩く時はキックも踏む。
・観客がいて、メンバーがステージに立っている以上は本番である。サウンドチェックから本番は始まっている。
・演奏を止めない。Show must go on。見ている方が冷静ではあるが、演奏者がミスをしても観客は楽譜と照らし合わせながら聞いているわけではない。
・コーラスを入れる。
・良いミュージシャンは、まず良いリスナーでもある。良いミュージシャンは人柄も良い。
・準備をしてくれた人やPAに感謝の気持ちを持つ。
・言われたことができるのも才能。できない人もいる。
・音楽をやっている以上、何かを伝えようという気持ちを持つ。
などといったことでした。
普段ほとんどのバンドがこうしたコメントや外の世界に触れることがないので、今回多くのバンドがコメントを受けることによって、刺激になったと思います。こうしてみるとまだまだ基礎的な部分が足りていないと実感しました。
「良いミュージシャンは、まず良いリスナーでもある。」非常に深い言葉だと思いました。
伝える側(ミュージシャン)の力がある=聞き手(リスナー)としての力もある。これは音楽に限った話ではなく、日常の中でも言えることです。
話す力がある人は、聞く力がある。
(話す力=聞く力、これはYouTube講演家の鴨頭嘉人さんという方がYouTubeの動画の中でも言っている言葉です。)
→ https://www.youtube.com/user/kamohappy
どちらにしても技術を磨くことはできても、話す中身・伝える中身の充実度・重みは普段からどのような姿勢で聞けているか、向かい合っているかで変わってくるのだと思います。
何事も、本番で力を発揮するには普段の取り組みや考えが大切ということですね。日常でできていないことを本番でやろうとしてもできない。
音楽(軽音楽)とは、単純に演奏をしてそれを観る聴くということだけではなく、こうした一種のコミュニケーション能力を鍛えるという面も持ち合わせている活動であると言えます。
そしてそれらを通して人生を豊かなものにしていく・・・。
そんなことを音楽をやっている人間として、教師として、改めて考えさせられた日でした。
外部の講師が来ると生徒以上に真剣に聞き入ってしまいます。笑
貴重な1日となりました!森山先生、紅谷先生、ありがとうございました!!
表彰を紅谷先生に、ドラムロールを森山先生にしていただきました。
受賞者には景品も!
ベストスマイル賞はNO more than YESのYさん、3:00のおやつのKさん!
テクニカル賞はα のOさん!
パフォーマンス賞はD/Screet、何でもいいやのSくん!
審査員特別賞は2年のjennese!
優秀賞は1年のキャラメルフラペチーノ!
最優秀賞は1年のNO more than YES!!
※今回足元ライトを購入しました。ライトの影響で少し顔が怖い感じになってしまいました・・・。次回は置く場所を変えてみます笑
※後ろの装飾のクリスマスのスペルが間違っています。購入した装飾の中に「R」が入っておらず・・・。×「CHISTMAS」 ○「CHRISTMAS」
キャラメルフラペチーノとNO more than YESは「伝えたい選手権」という、曲の中で伝えたいことや見てほしいパフォーマンスが審査員に伝わったかどうかを見るという企画にもチャレンジしました!曲中の歌詞の意味を考えたり、どういう表情やパフォーマンスをすればよいか事前にバンドに紙に書いてもらいました。彼らが良い演奏をし、優秀賞や最優秀賞などの結果を取れたのも、こうした努力を他のバンドよりもできたからではないかと思います。
また、森山先生、紅谷先生、顧問に生徒二人を加えて審査員バンドとして、Deep PurpleのSmoke On The Waterを演奏しました!こちらも楽しかったです!!
大人になってもこれだけ全力で演奏が楽しめるんだ!ということが生徒にも伝わったらなと思いました。