校長日誌

校長日誌

1,2年遠足、三者面談無事終了、6月を迎えて


 5月27日(金)、1年生が成田ゆめ牧場での飯盒炊さん、2年生が修学旅行集合練習を兼ねての都内散策という内容での遠足が実施されました。当日は生憎の雨模様で、特に1年生は本降りの雨の中での飯盒炊さんとなり、大変だったようですが、クラス内での親睦も図れ、時間が経てば良い思い出となってくれると思います。2年生は班ごとに都内をそれぞれが計画した名所を散策できたようです。ともに、大きな事故もなく無事終了し、何よりでした。
 続いて、5月30日(月)~6月3日(金)は午前授業、午後には全学年三者面談が実施されました。多くの保護者の皆様にご来校いただき、中間考査の結果から来年度のコース選択や科目選択の確認、今後の学校生活の送り方や行事計画など各担任と情報交換をしていただきました。また、3年生は進路実現に向けて、入試システムやその準備の方法等の情報やスケジュールの確認をはじめ、保護者の皆様に必要な情報を提供できたと考えております。
 一方、午前授業の合間には、5月31日(火)には武南警察署交通課の片岡靖詞総務係長にお越しいただき、自転車通学時の安全運転についてわかりやすくご講義をいただき、また、自転車の安全運転や事故対応に関するDVDも視聴して生徒たちの意識を十分に啓発できた時間となりました。
 6月2日(木)には、表彰式と関東大会に出場するウェイトリフティング部3名の壮行会が行われ、頑張った生徒を称えるとともに生徒会演出による激励のエール、校歌斉唱など教職員生徒全員が関東大会での3名の健闘を祈りました。
 6月4日(土)には東京都立五日市高等学校を会場としてウェイトリフティング関東大会が開催され、本校から、2年生樋上航君が56Kg級に、3年生松浦涼馬君が62Kg級に、同じく竹本廉輔君が69Kg級に出場しました。関東の強豪になかなか太刀打ちできずに、樋上君7位、松浦君6位と入賞しましたが、竹本君は力を発揮できずに入賞を逃しました。当日は他の部員も駆けつけ、サポートに回ってくれました。チームワークの良さを垣間見ることができ、来週の総体予選での巻き返しに期待したいと思います。
 本日6月6日(月)からは平常授業に戻り、8名の教育実習生の3週間の実習がスタートし、また、2週間の教員同士の授業研究週間も同時に始まりました。
 梅雨入りした関東地方ですが、8日~9日には体育祭が予定されています。天気予報を気にかけながらのここ数日となりそうですが、無事に実施できることを期待しています。保護者の皆様にも当日はたくさんの方々にお越しいただけるよう準備を進めて参りますので、よろしくお願いいたします。

公開授業、PTA・後援会総会 無事終了

 気がつけば、5月も後半になり、18日の開校記念日を挟み、17日(火)~20日(金)実施の中間考査も無事終了しました。1年生にとっては、高校に入って初めての定期考査でしたが、皆真剣に試験問題に取り組んでいました。
 さて、5月21日(土)には、午前中は全校の授業公開、1、2年の保護者会が開催され、全学年で400名を超える保護者の皆様にご来校いただき、大盛況となりました。保護者会では、生徒全体の状況説明に始まり、科目選択説明、学年行事関係、進路指導関係、生徒指導関係のそれぞれについて各担当から丁寧な資料による説明と質疑応答が行われ、保護者の皆様の関心の高さと本校への期待の大きさに身が引き締まる思いでした。
 午後の部は、13:00から14:30までの間、視聴覚室にてPTA進路部主催の進路講演会が開催され、「大学の現状から考える進学に向けての準備」と題して、市進予備校中橋一勲氏による講演が行われ、約100名の保護者の民様が熱心にメモをとりながら耳を傾けていただきました。
 その後、中庭では書道部によるパフォーマンスが行われ、挑戦する気持ちを表した1曲目、感謝する心を表した2曲目、ともに素晴らしい内容で、保護者の皆様からも大きな拍手をいただきました。この内容はHPに掲載予定です。
 14:50からは同じく視聴覚室にて平成28年度PTA・後援会総会が行われ、平成27年度PTA・後援会役員から平成28年度の新役員への引き継ぎが無事終了しました。平成28年度はPTA会長谷田部宜宏様、後援会会長田村明人様の下、本部役員の皆様を中心としたPTA・後援会活動体制がスタートいたしました。
 そして、夜には、場所を移しての歓送迎会が催され、旧職員と現職員も多数参加して、旧役員の皆様の労を労うとともにあちらこちらで思い出話に花が咲いた楽しいひとときとなりました。
 今後も「チーム川高」を合い言葉に、教職員・保護者が一体となった教育活動を展開して参りたいと考えております。
 
平成28年5月25日
 

部活動の活躍ぶりを観戦して

 部活動の活躍ぶりを観戦して
 
 ゴールデンウィークが終わりました。日本各地に混雑や渋滞、はたまた悲惨な事故の映像が流れました。また、熊本ではまだまだ大変な状況が続いていて心が痛みます。とは言え、多くの人がリフレッシュ等に有意義な時間を過ごしたのではないかと思います。
 私も有意義な時間を持つことができました。4月の第3週目からの陸上部南部地区予選、同じくラグビー部、野球部から始まり、ウエイトリフティング関東大会県予選会、女子バスケット部、男子バスケット部、サッカー部、柔道部と続き、5月8日まで各部の活躍や勝負の厳しさを観戦してきました。
 また、5月4日には蕨市民会館で行われた吹奏楽部第4回演奏会をじっくりと味わいました。多くの観客の皆様にご来場いただき、内容や構成も良く練られており、技術的にもレベルの高い、十分なパフォーマンスであったと思います。後援会からの援助も強力なバックアップとなったのだと思います。
 普段の練習の成果を発揮できた人も発揮できずに悔しい思いをした人もいるはず。でも、まだまだチャンスはこれから。大人し過ぎでもっと覇気がほしい、まだ少し考え方が甘いかなという人もいると実感しました。私が生徒の皆さんに伝えた「自分の可能性を追い求める」とは、普段、どうするべきなのか。どうすれば可能性を追えるように変わっていけるのか。
○率先して人の嫌がることをやる。
○苦手な科目ややりたくない勉強や物事にまず取りかかってみる。
○失敗しても、何事にも言い訳しない。
○「おはようございます!」、「こんにちは」、「失礼します」
 挨拶は大きな声で、自らの元気さを表に出す。
○「ありがとうございます。」感謝の気持ちを言葉として声に出す。
今の自分からは行動できないかなということに自分を仕向ける。一人でやる必要はない。誰かと一緒に動いてみたらどうだろう。皆さんの変貌ぶりに期待したい。
 
平成28年5月9日
 

避難訓練に当たって

 避難訓練に当たって
 
  「天災は忘れた頃にやってくる」明治時代の地球物理学者である寺田寅彦先生の名言ですが、熊本の人たちはまさにそんな状況であったのではないでしょうか。皆さんご存じのとおり、熊本地震が発生してから10日が経ちました。40数名の方々が犠牲となり、現在も捜索活動が続き、6万人以上の方が避難所生活を強いられています。心よりご冥福とお見舞いを申し上げたいと思います。
 人間は自分がまったく経験したことのない事態に遭遇するとどのように自分を対処したらよいか混迷して、理性的判断が困難となり、生への本能的行動をとり、自ら危機的状況に陥ることが多いのです。しかし、たとえ疑似体験であっても、人間は一度経験すれば、その経験での体験は生きるのです。
 さて、本日の避難訓練も災害時の身の処し方を学ぶ貴重な場でした。皆さんの避難の状況は迅速にしかも秩序よく行動できたと思います。ただ、一部の皆さんに真剣味に欠けた態度が見られたことが残念です。この訓練は学校で災害が発生した想定で避難経路を確認するために行われたものです。学校にいるのは1日の3分の1程度ですから、家庭やその他の場所の方が災害に遭う確率も高くなります。そのような場所では自分の安全は自分で守る必要があります。場合によっては、皆さんのリーダーとして適切な判断が必要とされることもあります。これらの能力は訓練によって形成されます。しかし、適当に参加していたのでは、実際の時に役に立ちません。避難訓練を実際に災害が発生したと考え真剣に参加して、災害時の適正な判断力、行動力を培ってください。 
 

 平成28年4月25日
 

熊本地震に思う

 熊本地震に思う
 
 4月14日の夜、熊本県で震度7の地震が発生して以来
、熊本県から大分県を中心に地震が続き、16日深夜にも気象庁が本震とする大きな地震があり、被害が拡大しています。被災地の方々には、心からお見舞い申し上げます。
 テレビやラジオでは特別番組が続いています。テレビの映
像からは、自衛隊、警察消防による必死の救出作業にもかかわらず、40数名の方が犠牲になり、10万人以上の方が避難している状況、交通網が寸断され、電気・ガス・水道などのインフラに甚大な被害が出ている状況を伝えています。東日本大震災や阪神淡路大震災を思い出し、心が痛みます。この国はこうも試練に遭遇しなければいけないのかとやりきれなくなります。とは言え、少しでも援助できることは何でもしていくべきであると考えています。
 川口高校では今月末に避難訓練が予定されています。ただ
避難するという行動だけでなく、防災教育という観点からも自分たちにも同じことが起こりうること、何を日々意識すべきかを今一度確認させていく必要性を強く感じます。
 「何かできることがないかな」と話し合っている生徒が一
人でも多くなるよう、「共助」の気持ちをしっかりと育て

ていきたいと考えます。今、自分たちでできることを真剣に考えている若い人たちがたくさんいるように、大人も今

できることに率先して全力で取り組まなければいけないと改めて思います。

  平成二十八年四月十八日

平成28年度 入学式 校長式辞


    式  辞


 春の花々も咲きそろい、木々の緑も美しく広がり、爽やかな春の香りが漂うこの佳き日に、平成二十八年度第七十一回入学式を迎えられましたこと大変うれしく思います。
 本日の入学式に当たり、PTA会長 関 英之 様、同窓会長 山岡 孝 様、後援会副会長 荒井 豊 様、川口市立看護専門学校長 小林 薫 様をはじめとするたくさんのご来賓の皆様のご臨席を賜り、盛大に挙行できますことを、心より感謝申し上げます。
ただいま名前を呼ばれました三百二十六名の新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
 皆さんは七十三期生として川口高等学校での生活がいよいよ始まります。
今日から義務教育とは異なり、自主的に勉強や部活動に励み、生涯の友となる友人との出会いを大切に、互いを思いやる心を忘れずに学校生活を充実したものとされることを期待しています。
 高校入学は皆さんの人生の中でも重要な節目だと思います。今までの自分にさらに付加価値を身に付け、将来の夢の実現に向かって、いろいろな事にチャレンジする時でもあります。
 そこで、皆さんには次のことを求めたいと思います。それは「自分の可能性を追求する」という意識を常に持ってほしいということです。自分を変えることができるのは自分自身です。困難を避け、安易な目標を無難に過ごす事では自分を変えることはできません。皆さん一人一人は「もっとこうありたい」「将来は絶対にこの仕事がしたい」など、夢を持っているに違いありません。目の前のやるべき事から逃げず、自分の行動や言動に責任を持って、夢の実現に向けてまっすぐに諦めずに突き進んでいく自分を実現することです。同時に、周りの人たちへの感謝と敬意を忘れずに、謙虚な気持ちを持ち続ける自分を実現することです。その中で今までの自分からは想像できなかった良さや新たな力を発見できるはずです。そうした頑張る自分を評価しながら一日一日の学校生活を全力で過ごして下さい。
 本校の校訓は「高く正し」です。志を高く持ち、正しい道を進むという意味を表しています。これは自分の可能性を追求して行動することでもあります。創立七十五年の伝統ある学校として、本校の評価は年々向上し、社会の各方面で活躍する人材を輩出しています。先輩となる在校生の学校生活は、社会人としての基本である、規則や時間を守るを実践し、遅刻する生徒は皆無です。時間前に登校して「朝読書」から始まり、落ち着いた姿勢で授業に取り組んでいます。進路実績も年々向上し、大学進学者が増加して進学校の仲間入りを果たしてきています。部活動も大変に盛んで、ほとんどの部活動が県大会以上に進出する実績を挙げています。新入生の皆さんも自分に限界を作ることなく、何事にも1ランク上を目指し、本校の伝統を引き継いでいってください。本校で成長した暁には、社会の各方面で多くの人から感謝され活躍する人になってくれること期待しています。
 保護者の皆様、改めまして、本日は誠におめでとうございます。子育ての一つの節目を迎えられ、感慨もひとしおかと存じます。本校では、生徒の可能性を追い求め、それぞれの夢の実現に向け、教職員一同、誠心誠意努力してまいる所存です。保護者の皆様と教職員が一体となり、適切な教育活動を進めてまいりたいと存じます。どうか、本校教育内容の充実発展のため、PTA活動をはじめ、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
結びに、新入生の皆さんの学校生活が充実した楽しい日々となりますことをご期待申し上げ、式辞といたします。
 
 平成二十八年四月八日
 
    埼玉県立川口高等学校長 松本 恭介