7月19日(日)
地域のお祭り「すわ山まつり」に足を運び、温かい雰囲気に触れることができました。
会場では、焼きそばやフランクフルト、かき氷、飲み物、つまみなど、地域の皆さまが心を込めて準備された出店が並び、子ども向けには わたあめ や 玩具釣りが無料で用意されるなど、世代を問わず楽しめる工夫が随所に見られました。
盆踊りこそありませんでしたが、やぐらが組まれ、その下に神輿が展示されるなど、地域ならではの形で祭りが運営されていました。
公園の周囲は住宅に囲まれ、細い道からしか入れない場所でありながら、騒音などのトラブルもないようです。
むしろ多くの住民が楽しみにしている様子が伝わってきました。
本部へご挨拶に伺った際には、町会長さんが気さくに対応してくださり、地域の信頼あるリーダーとして若手をしっかりまとめておられる姿が印象的でした。
多くの地域でお祭りの継続が難しくなる中、この地域では後継者の心配もなく、地域の力強さを感じます。
近年は暑さの厳しさもあり、お祭りの開催にはさまざまな課題がありますが、子どもから高齢者までが集い、笑顔があふれるこのお祭りが、これからも末永く続いていくことを心より願っております。
7月17日(金)
軽音楽部が校内ライブ「SUWA ROCK」を開催し、毎学期終業式後の恒例行事として多くの生徒が楽しみました。
(本校は諏訪山という山の上に建っており、住所の地名も諏訪山と言います。生徒たちは、この諏訪山という名称を大切にしていて、随所で使われています。)
出演した各バンドは原則として3曲ずつ披露しました。
客席からも仲間を応援する声がたくさん聞こえ、会場全体が熱い雰囲気に包まれていました。
演奏面では、どのバンドもドラムやベースのリズムセクションが安定した音を出しており、テンポもよく、とても頼もしく感じました。
ギターも上手な生徒が多く、難しいフレーズに挑戦している姿が印象的でした。
一方で、せっかくの技術がより引き立つよう、事前のチューニングを丁寧に整えておくと、さらに完成度が高まると感じました。
途中で音がずれてしまうことはライブではよくあることだと思いますが、準備の段階で音作りをしっかり行うことで、演奏の魅力がより伝わると思いました。
ボーカルでは、高音でもしっかり音程を保ちながら歌い上げる生徒がいて、バンド全体の印象をグッと引き上げていました。
安定した歌声は、グループにとってとても大きな力になっていると感じます。
また、進行・照明・音響などの裏方も部員同士で役割分担し、スムーズな運営がなされていました。
後方で聴いていると、どのようなバンドなのか解説してくれる部員もいて、観客への気配りが感じられました。
全体を通して、自分たちで主体的に活動し、協力しながらイベントを作り上げている、しっかりした部活動であることがよく伝わってきました。
7月17日(金)
1学期が終わりました。
リモート配信で、終業式などが行われました。
終業式
校長講話では、1学期の振り返りとして、体育祭で互いを応援し合う姿勢が大変素晴らしかったこと、そして校訓『高く正し』が持つ哲学的な意味について話しました。
生徒指導主任講話では、夏休みを安全に過ごすための諸注意が伝えられ、特に交通安全に関する心構えが強調されました。
情報管理部主任講話では、AI利活用ガイドラインに基づき、すでに起こっている事例を交えながら、適切な利用のために注意すべき点がわかりやすく説明されました。
終業式終了後には、表彰式と壮行会が行われました。
表彰
部活動または学校成績で優秀な成績を収めた生徒が表彰されました。
・ウエイトリフティング部:関東大会・総体県予選会
・陸上競技部:総体県予選会・関東選手権県予選会
・成績優秀者または一定レベル以上の検定合格者「チーム川高賞」
壮行会
インターハイに出場するウエイトリフティング部4名、関東選手権大会に出場する陸上競技部1名の壮行会が行われ、全校で健闘を祈りました。
校長講話(要約)
1学期を振返ると、勉強はもちろん、様々な場面で、皆さんの真剣に取り組む姿を見ました。
その中でも、特に印象に残っているのは体育祭です。
事前に、「本校の体育祭は盛り上がって、見ものですよ」と聞いていました。
しかし、実際に見た体育祭は、想像をはるかに超えるものでした。
本校の体育祭は、競技に出る人はもちろん、応援する人も主役でした。
出場している仲間を通じて、全員で盛り上がることを楽しむ行事でした。
他人のために行動・他人を応援、したりすることは、言葉で言うほど簡単ではありありません。
しかし、皆さんは、全員でそれができていました。
川口高校のどこにも負けないよいところだと思います。
さて、4月に校長として着任し最初に考えたことは、川口高校の教育力と生徒の意欲を高め、生徒の力を伸ばすためには、生徒と教員が同じ方向を向くことが大切だろう、ということです。
そして、その拠り所となるのが、校訓なのではないか、と思いました。
皆さんがよく「校訓『高く正し』のもと・・・」と言葉にしているのを耳にするたび、校訓が本校の力の源であると感じます。
生徒と教員がともにこの校訓を理解し、目標として歩めば、教育力は必ず向上し、生徒は夢の実現に近づくはずです。
では、校訓『高く正し』とは、そもそもどういう意味なのでしょうか。
学校の公式な説明では、「高い志をもって、正しく生きる」とされています。
「高い志」はイメージしやすいかもしれません。しかし「正しく生きる」とは何でしょうか。
普通に受け取れば「決まりを守って生きる」ということかもしれません。
しかし、校則や法律を守ることは当たり前です。
川高レベルの生徒に対して「決まりを守れ」はあまりにも浅いと思います。
おそらく「規則を守ることは当然として、その先にどんな生き方をするのか」「何をもって正しい生き方となすのか」を問う、非常に深い言葉なのだとの思いに至りました。
ここで、皆さんに紹介したい本があります。
昭和12年、本校創立の4年前に出版された『君たちはどう生きるか』です。
高校生までの人に読んでほしい本です。
ある少年が信頼する大人の導きによって、人生の指針を探し、友情や葛藤を通して成長する物語です。
当時の日本は戦争に向かい、社会が不安定になっていました。
そんな時代に、この本は若者に「自分で考えて生きる」という強いメッセージを与えたようです。
この本が伝えていることは、
「人は弱い。だからこそ、日々の出来事の中で、自分の行いを見つめ、しかも視野を広げ、考え、そして誠実に行動することが大切だ」ということだと思います。
体育祭で皆さんが見せた、 主役を一生懸命応援する、そのまっすぐな誠実さは、この本が語る“正しさ”にも通じるものだと感じました。
この本を読んで、生き方を決めた人も多いと聞きます。
本校も、この本が生まれた時代と、同じ空気の中で創立されたのかもしれませんね。
では皆さん、あなたにとって、「正しく生きる」とは何でしょうか。
ルールを守ることは当然だと思っている人は、その先の「自分の生き方」について考えてみてほしいと思います。
自分の生き方について考え続け、なんらかの結論を言葉にできるようになること、そして、その先に「自分はどう在りたいのか」をまた考え続けること、これはまさしく哲学です。
『高く正し』は、常に「正しく生きるとは何か」を考えさせてくれる、哲学的な校訓なのだといえるでしょう。
最後に、改めて皆さんに問いかけます。
あなたにとって、「正しく生きる」とは何ですか。
充実した夏休みを過ごし、2学期始業式で、元気に再開しましょう
7月16日(木)
先週、夏の高校野球が始まりました。
本校は1回戦で強豪校の一つ立教新座高校と対戦し、惜しくも敗れてしまいました。
本日、3年生の主将が試合の報告に来てくれました。
【試合を振り返って】
序盤は自分たちの力をしっかり発揮できたと思います。
持ち味が出て、チーム全体が楽しんでプレーできていました。
しかし終盤になると、強豪校としての相手の底力が現れ、自分たちはチャンスを生かしきれませんでした。
それでも、多くの方々が応援に駆けつけてくださり、その声援のおかげで最後まで良い試合ができたと感じています。
(ラグビー部とサッカー部は、部員全員で応援に来てくれたそうです。)
【3年間を振り返って】
一生懸命練習に取り組む中で、技術の向上を実感するとともに、礼儀や忍耐といった大切なことも身につけることができました。
時には叱られながらも、状況に応じて適切な判断をし、行動できるようになったと感じています。
また、学校行事では野球部として率先して盛り上げ役を務めてきたことに誇りを持っています。
【これからのこと】
まずは、別種目でまだ大会を控えている3年生の仲間がいるので、応援をしたいと思います。
そして、伝統あるこの野球部を後輩へきちんと引き継ぐために、役に立つのなら夏休み中も可能な限り部活に顔を出したいと思っています。
高校野球の県予選では、実力が高いと評価されているシード校が敗れることがあります。
実際、昨年度の優勝校が早々に姿を消しました。
これは、必ずしもそのチームの力が劣っていたわけではなく、一発勝負ならではのさまざまな要因が重なった結果だと言えます。
試合の流れは、わずかなミスや予期せぬプレーなど、偶然の要素が影響し、大きく変わることがあります。
強豪校であっても立て直す前に勝負が決まってしまうことがあり、格下と見られていたチームにも十分に勝つ可能性があります。
挑戦者として割り切った戦い方で試合を長く拮抗させることができれば、その可能性はさらに広がるでしょう。
そう考えると、相手が格上であれ格下であれ、1回戦から本気で試合に臨むチームが多いわけですから、どの対戦も面白い試合になるのは当然です。
今年も川口高校野球部は甲子園を真剣に目指し、強豪校を追い詰める試合を見せました。
しかし、最後に多くの得点を許し、惜しくも敗れてしまいました。
本校の生徒は7割以上が市内から通学していますが、野球部には市外からの生徒も多く在籍しています。
伝統あるチームとして良い選手が集まり、厳しい練習に励みながらも学校生活を楽しみ、充実した3年間を過ごしています。
主将の言葉からは、敗戦の悔しさの中にも「悔いが残らないほどやり抜いた」という充実感が伝わってきました。
川口高校野球部は、生徒、教職員、そして地元の皆さまから多くの応援をいただいているチームです。
伝統のバトンを受け継ぐ後輩たちのさらなる活躍に期待しています。
7月15日(水)、16日(木)
生徒向けに、「保健講話」、「薬物乱用防止教室」、「性の講演会」を実施しました。
代表のクラス等は視聴覚室で講師の先生の生(なま)のお話を聞き、その他の生徒は各教室のスクリーンを通して視聴しました。
リモート配信のシステムは非常に質が高く、どの教室でも音声が明瞭に届きました。
生徒たちは、3つの講話に真剣に耳を傾けている様子でした。
いずれの講演においても、司会の先生の「今一度、大きな拍手を」という呼びかけに応じ、校舎中から大きな拍手が響きました。
講師の皆さま、本日は生徒に寄り添ったわかりやすいご講演をいただき、誠にありがとうございました。
●保健講話
学習や生活の中で必要となる脳機能・認知機能についての解説があり、途中にはペアワークも取り入れられました。
「伝えたいことを正確に伝えることの難しさ」を、ゲームを通して体験的に理解できたのではないかと思います。
また、「本当にピンチのときには思考が停止し、身体が動かなくなる。そうした場面でも対応できるようにしておくことが大切」といった印象的な内容もあり、生徒たちは深く考えながら聞いていました。
●薬物乱用防止教室
「薬物を一度使用すると、自分の意志では止められず、周囲にも大きな影響を与える」という、よく耳にする内容についても、改めて強調していただきました。
このような講演を毎年繰り返し行うことは、生徒の意識づくりにおいて非常に重要だと感じます。
各教室でも、生徒たちは静かに講演を聞き、感想文を丁寧に書いていました。
最後に、元麻薬取締官による「薬物をやってよかったと言う人は一人もいない。残るのは後悔の言葉ばかり。」という言葉が紹介され、講演は締めくくられました。
生徒の感想から(抜粋)
再確認したこと
・薬物は所持するだけで犯罪。
・薬物はやめたくても、自分の意志でやめられない。
・薬物は脳を破壊する。
・薬物乱用は自分だけの問題でなく、周りに大きな迷惑をかける。
・オーバードーズは身近にある問題。
・自分に処方されていない薬は飲んではいけない。
・家族や仲の良い友達から薬物を進められることもないとは限らない。
・薬物乱用を防ぐには、正しい知識や勇気が必要。
・SNS上の誤った情報を信じない。
怖いこと
・薬物は見たことがないから、近づいても気づけないかもしれないのが怖い。
・海外で持たされてしまったらどうしよう。気づいて警察に届けても処罰を受けるのだろうか。
提案したいこと
・薬物を使用してしまう人は、精神的に追い詰められている人が多い。そういった人の合法的な逃げ道が必要なのではないか。
●性の講演会
序盤はジェンダーのこと、思春期のことなど総論から始まり、性に関する男女別の悩みなどの話題に入っていきました。
後半は、生殖能力が備わったあとの行動(コントロール)について、高校生として今とても大切なことを詳しくお話いただきました。
全体として、命の大切さを改めて確認できたよいお話でした。
7月13日(月)
インターハイ埼玉県選手団の結団式が、埼玉会館において開催されました。
本校からはウエイトリフティング部の選手4名と顧問(監督)が出席しました。
なお校長は、高体連のバドミントン専門部とウエイトリフティング専門部の部長を兼任しているため、その立場で参加しました。
結団式は第1部と第2部に分かれて行われ、第1部では選手団紹介、選手団旗授与、激励のことば、誓いのことば、県歌斉唱などのセレモニーが実施されました。
第2部では、表彰、講演のあと、生徒代表激励として6校の応援団による激励演目が披露されました。
選手団紹介では、次のように紹介されました。
「ウエイトリフティング、男子、県立川口高校ほか1校、監督 ●● ほか1名、選手 ●● ほか7名」
学校名と名前が呼ばれて嬉しかったのではないかと思います。
表彰では、昨年度の全国大会でチームまたは選手を優勝へ導いた監督個人、さらに連続出場を果たした学校に対し、賞状と盾が贈られました。
表彰については、以前から感じていることがあります。
全国大会や関東大会に「出場したこと」そのものを讃える表彰があればよいのではないかという点です。
県予選で優勝・入賞した場合には表彰がありますが、全国大会や関東大会への出場を決めたことに対する評価は、一般的にはありません。
例えば、県予選で苦労して5位に入り、関東大会出場を果たしたとしても、大会出場という貴重な経験はできますが、手元に残るのは「5位」の賞状だけです。
達成感としてはやや物足りなさを感じます。
もし上位大会への出場を讃える表彰があれば、生徒はもちろん、学校や指導者にとっても大きな励みとなり、次への意欲向上につながるのではないかと考えています。
ご挨拶、激励のことば
県高体連会長
スボーツ激戦区埼玉を勝ち抜いた皆さん、
フェアプレーで最後まで戦ってほしい。
県教育長
大会への熱い思い、パワーを感じる。
この経験は、これからの人生において貴重な財産となるだろう。
県知事
高校の競技生活の集大成。
自分を信じてひたむきに努力したことが人々に感動を与える。
大会を通じ、ワンチームとなって応援したい。
日頃の成果を最大限に発揮できますように。
選手代表(誓いの言葉)
積み重ねてきた日々の努力が自信となり、活躍できることに希望を感じている。
たくさんの方々に支えられ、ここにいる。
恩返しをしたい。
7月11日(土)
「彩の国進学フェア」が大宮ソニックシティで開催されました。
今年は例年のさいたまスーパーアリーナでの2日間開催ではなく、アリーナ改修工事のため、当会場での開催となりました。
会場は複数の大きな部屋に分散され、さらに各学校は 2日間のうち1日のみのブース出展という制限が設けられました。
事前申込制となった今回は、前日の昼頃にはすでに定員に達し、受付が締め切られるほどの盛況だったようです。
当日は多くの中学生・保護者の皆さまに本校ブースへお越しいただきました。
しかしながら、ある保護者様からは、「建物の入口で並び、会場の部屋に入るために並び、さらに本校ブース前でも並んだ。
予約時間に到着してから40分待った。」とのお話を伺いました。
長い時間お待ちいただき、本校の説明を聞いてくださったことに、心より感謝申し上げます。
長い行列ができる学校がある一方で、ほとんど来場者が訪れない学校もあり、偏差値による「輪切り」の現実の厳しさを改めて感じました。
本校に多くの方が興味を持ってくださるのは、日頃の生徒たちと教職員の努力、教育活動の成果を評価していただいているからだと強く感じています。
川口高校は、各生徒が勉強・部活動・学校行事のすべてに全力で取り組む「全方位型の頑張り」を大切にしています。
これは公立高校の強みであり、本校の伝統でもあります。
公立校離れが進む中で、川口高校の魅力をさらに多くの方に伝えていきたいと思います。
本校には、胸を張って自慢できる生徒・教職員がいて、教育があります。
7月10日(金)
市内複数の中学校からのご依頼により、中学3年生とその保護者の皆さまに向けて、本校および公立高校の魅力について説明する機会をいただきました。
公立高校は、勉強・部活動・学校行事など、幅広い教育活動に生徒全員が主体的に取り組み成長できることが特徴です。
したがって、勉強(大学進学)だけに頑張る生徒や、部活動だけに頑張る生徒は少ないように感じます。
また、公立高校の教員は、難しい採用試験を突破した上で、転勤により複数の学校で経験を積んでいます。
そのため、多様な学校現場で培った指導力を活かし、生徒一人ひとりに応じた教育を行うことができます。
説明の最後には、本校生徒による「My Voice」を意識した90秒の自己PR動画をご覧いただきました。
川口高校の面接の雰囲気をイメージしていただけたのなら幸いです。
↓ 教頭先生が説明してくれました。新しい入試制度のことについて、県内でも最も詳しい人かもしれません。
7月2日(木)
6月30日(火)~7月5日(日)の期間で、埼玉県高等学校写真連盟写真展が近代美術館において開催されています。
展示される学校ごとの作品数はあらかじめ決まっているわけではなく、賞審査と同時に優秀な作品が選ばれて初めて展示が決まるようです。
その際、学校ごとの展示枠が先に決まるようですので、本校生徒の作品には、あらかじめ校内投票で順位が付けられていました。
本校からは11作品が選ばれ、展示されました。
特定の学校の作品数が多いのは、部員数だけの問題ではなく、質の高い作品を多くエントリーしている強豪校だからなのでしょう。
本校の優先順位1位で作品を出展した2年生部員が報告に来てくれました。
「私は昨年、鳥の写真で受賞した経験があります。翼を広げた奇跡的な瞬間を捉えたもので、何日も待って観察し、ようやく撮れた写真でした。今年は受賞できませんでしたので、どのような作品が良い作品なのか、これからも勉強していきたいと思います。秋のコンクールを目指して頑張ります。」と話してくれました。
良い構図とはどのようなものなのか、部員みんなで基礎的なことから学び直すとよいかもしれませんね。
作品をひととおり見ながら、受賞作品にはどのような特徴があるのか、素人ながら考えてみました。
すると、次の3つの共通点があると感じました。
① 光の使い方が上手いこと
光の強弱、順光・逆光、色の使い方などをうまく使っている作品が多いと思いました。
モノクロにすることで光の強弱をさらに強調し、不思議な雰囲気を作っている作品もありました。
光を自在に操ることが、誰もが感動する作品を生み出す技術なのではないかと感じました。
② 構図がしっかりしていて、撮影者が何を伝えたいのかが分かること
三分割法や余白の使い方が上手で、写真の中に違和感がない作品が多いと思いました。
構図が整っていると、撮影者が「どこを見てほしいのか」「何を伝えたいのか」が自然に伝わってきます。
見た瞬間に主題が分かる写真は、このような構図によって作品としてのまとまりが生まれているのだと感じました。
③ 偶然のように見える瞬間が写っていること
「偶然撮れたんだろうな」と思うような作品が多いと感じました。
しかし、写真の芸術性について調べてみると、これらはただの偶然ではなく、撮影者がその場で待ち続けたり、周りをよく観察したりして、ようやく出会えた瞬間なのだと知りました。
偶然に見えるけれど、その裏には努力や準備があることを学びました。
今回の写真展を通して、光・構図・瞬間を念頭に置き、伝えたい気持ちを表すことができるかどうかが、受賞のカギになるのではないかと思いました。
写真は偶然の産物ではなく、意図的に作り上げる芸術作品なのだということを実感し、素晴らしい受賞作品を多く出している学校は、こうした技術や考え方をしっかり学んでいるのだと感じました。
来年は、ぜひこれらを意識して受賞を狙ってみてほしいと思います。
6月29日(月)
今月は、教員による授業改善の取組の一つとして、「授業見学月間」としています。
・生徒が考える、発表する、表現することを重視した授業
・生徒一人1台端末を生かした授業
・他者との協働的な学びを活かした授業
をテーマとして、互いに授業を見学し合い、気づいたことなどをまとめてフィードバックします。
いくつかの授業を見て、共通して言えることは、いつでも生徒同士で相談し、教え合うことに慣れているということでした。
協調して学ぶ姿勢が、普段から育っているのだと思います。
端末を使用した数学のある授業では、演習問題を画面上で書きながら解き、その回答を教室のみんなで共有し、先生が解説をしていました。
こういったことができるアプリケーションを「授業ポートフォリオツール」というのでしょうか。
学んだことがどんどん記録され、振り返りが容易になるようです。
生徒たちは、タブレットと紙のノートをうまく使い分け、本当によく学んでいます。