【校長ブログ】自分を見つめ直すこと~新聞記事から思ったこと~
12月12日、県立川口高校では2学期の期末考査最終日。しっかり実力をはっきできたでしょうか。インフルエンザや新型コロナウイルスのために出席停止になってしまった生徒もいました。1日も早い快復を祈念しております。
期末考査期間中の12月10日、読売新聞の投稿欄U-25に、県立川口高校3年生の 中村 優菜 さんの投稿「自分を見つめる面接練習」が掲載されました。
「大学受験を迎える時期になり、今まで以上に自分と向き合う時間が増えた。面接練習をしているうちに、自分の長所や短所を改めて考え、自分のことを客観的に見ることができた。将来を考えることで、自分がどう生きて、社会に貢献できるかが明確化され、自然と大学での目標が立てられるようになった。今後も自分を見つめて頑張っていきたい。」という主旨の内容です。
同じ紙面に、テレビでもおなじみのシャンソン歌手兼料理愛好家の 平野 レミ さんの「キッチンからの幸せ」という連載記事が掲載されていました。都立高校の進学校に進学したものの、性に合わず中退したお話です。学校の窓から見える東京大学の校舎を指さし「あそこに行くには猛勉強だ」と先生たちがハッパをかける校風に合わなかったそうです。悩みに悩んで父親に「学校めたくなっちゃった」と正座して話したところ、「わかった。やめろ」と一言。何も理由を聞かなかったそうです。「その代わり、好きなことを徹底的にやれよ」と言われたそうです。父親も性に合わない学校で苦労していたそうです。
同じ紙面に高校時代の葛藤が掲載されていましたが、何歳になっても、時々自分を見つめ直すことは大切だと思います。