【校長ブログ】芝居はホール全体で創造するもの~演劇部春季発表会~
春の大型連休に入り、高校の部活動は各地で大会が開催されています。4月26日、埼玉県高等学校演劇連盟南部地区春季演劇祭が、戸田市新曽福祉センター(埼玉県戸田市)で開催され、川口高校演劇部も出場し、私も激励に行きました。
今回の上演作品はアシノユメさんの『予告状』。進路に悩むある女子高生 花恋 のもとに予告状が届きます。差出人は世間を騒がしている怪盗アルセーヌ。アクションあり、シリアスありのノンストップドラマ。アシノユメさんのオリジナル脚本です。
オープニングは客席からの登場にビックリ。舞台と客席の境界を越え、一体となった素晴らしいステージでした。演劇では様々な人同士の「対話」が行われます。物語の中の登場人物の対話はもちろん、役者と観客との対話、そして演出家や演者の対話もあります。演者、照明、音響の息がぴったりと合っていました。ホール全体でお芝居を作るものだということを再認識できたステージでした。