川高日誌

【川高の自然】ヒガンバナ


 ヒガンバナは、秋のお彼岸の頃にすっと伸びた茎に鮮やかな赤い花を咲かせます。

6本の長い雄しべと1本の雌しべも同色なのが特徴です。

日本や中国に広く自生する球根植物で、日本には中国から稲作が伝わると同時に

広まったそうです。


 (正門左手)

花が終わると葉がたわわにしげり、光合成をして養分を溜める賢い植物です。

花と葉が別々の時期に出るため、「葉は花を見ず、花は葉を見ず」を省略して

ハミズハナミズ、その他シビトバナなどと呼ばれることもあります。

また、別名曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも称しますが、これはサンスクリット語で

「赤い花、天井の花」の意味で、おめでたいことが起こる兆しに赤い花が天から

降って来るという仏教の経典からきています。

昔は、飢饉の際に球根を晒して救済食としたことがありますが、全草毒を持ち

誤って食べると死ぬこともありますので、絶対に口に入れてはいけません。