2018年10月の記事一覧
[フォークソング同好会]10月28日U-16ライブ@川崎高校
10月28日に川崎高校にて行われた電気革命~U-16ライブ~に参加させていただきました。
今回はなんと計32バンドが出演し、本校からはキャラメルフラペチーノ、NO more than YES、CONNECT、3:00のおやつの4バンドが参加しました。
参加したバンドの内半数以上がオリジナル曲を演奏し、1年生とは思えない高いクオリティの演奏をするバンドもいました。
ライブ後のミーティングでも「レベルの違いを痛感した」「もっと頑張らなければならない」「全然いつも通りの演奏ができなかった」という声が多かったです。
かなりショックを受けていたようなので、顧問から全員に向けて
「できなくて落ち込む必要はない。落ち込むのは「練習では上手くできていた」と思うから。環境が違う中で練習通りにできる方が難しい。背伸びしようとせず、自分たちが今できることに自信を持って演奏しなさい。それが本当の君たちの演奏です。
落ち込むかもしれないけど、たまたま1回の演奏がうまくいかなかっただけ。悲観的になるよりも、今日発見できたこと・学んだことを思い出して、じゃあ次はどうするか、何をすべきかを考えましょう。その方がとても有意義です。」
と、話しました。
練習でやってないこと練習でできていないことを背伸びしてやろうとしても、うまくいきません。無駄に落ち込むだけです。
上手くできなかった→がんばってもどうせ無理だ→音楽がつまらなくなった
となってしまったら1番良くないです。
逆に本番でハイパフォーマンスをできるようにするためには、日々の練習で本番をイメージして、そのイメージを現実にするためには何をやればよいかを考えて練習する、というのが大切です。
こうした技術的なことではなく、メンタル的な持ち方をどうするかももっと生徒に伝えていこうと思った1日でした。
顧問も生徒もまた新しい発見をすることができました。
少ない人数の中準備運営をしてくださった県立川崎高校の皆さん、ご一緒させていただいた国際学院高校、多摩高校、正則高校、桜町高校、瀬谷西高校、東京高校、武蔵丘高校、藤沢総合高校の皆さん、ありがとうございました!!
[フォークソング同好会]10月18日技術講習会~Part2~!
③PA講座
続いてはPA講座。2年のD/Screetがモデルバンドとなり、PAミキサーをどう使って演奏をよく見せるか、生徒は早くも興味津々。
まずは何もしない状態で1曲演奏。ベース講座を受けた成果が早速出たのかベースラインはクリアに聞こえましたが、あれ?ボーカルがよく聞こえないな。という印象でした。
ボーカルはバンドの主役。主役が見えてこないというのは大きな致命傷です。かといってボーカルが大きい声で歌おうとすると、余裕が無くなります。では音量を上げるのかと思いきや、音量を上げてもPAで整った音が作れていなければ、ただの圧迫感しかないとのこと。
ミキサーを調整する前にマイクの使い方を学びました。マイクに口が付くぐらい近づけるだけで歌が曲に乗り、聞こえやすくなりました。マイクをしっかり使えていれば、たとえミスをしてもそれはそれで味が出る、逆にマイクから離れているとミスも目立ちやすくなるとのことでした。
そこからいよいよミキサーの調整です。
音量をあげずに音量を上げたようにみせるにはどうしたらよいか?そのヒントはミキサーのトレブル(高音域)のつまみにありました。紅谷さんがトレブルを上げた状態で、もう一度演奏してみると、聞こえ方が最初と全然違っていました!!まさに音のマジック!!
特別な技術訓練をしたわけでもなく、歌い方を変えたわけでもありませんが、歌詞が最初よりもクリアに聞こえて、教室全体が「えっ!全然違う!」とどよめきました。これを見て紅谷さんも思わずガッツポーズ。
そこから、更に歌に力強さを出すためには、キーボードを目立たせるためには、といろいろな調整を加えていくごとにバンドの演奏は徐々にかっこよく聞こえるようになりました。
紅谷さん曰く、「PA環境を整えるというのはグラウンド整備のようなもの。環境をしっかりと整備すれば、印象も格段に変わってくる。」
90分間の短い時間でもPAの奥深さを体感することができました。PA班も動画を撮りながら、たくさんメモをとっていました!
④バンドクリニック
最後はバンドクリニックです。1バンド15分ずつ、演奏をして、コメントをもらうというもの。
クリニックにはCONNECT、NO more than YES、3:00のおやつ、tink、jennese、DBBの6バンドが参加しました。
技術的なアドバイスではなく、演奏者としてどう表現するともっとよくなるのかというアドバイスをたくさんいただきました。
2年生はいつもの3倍は動くように!と言われ、パフォーマンス力が試されました。しかし、緊張や恥ずかしさがあったのか、なかなか普段以上のことを発揮できなかった生徒もいました。恥ずかしい気持ちを乗り越え、ステージ上での役者になりきる技術も必要ですね。私はギターを持ってステージに上がると人が変わります笑
全部書くとかなり長くなってしまうので、学んだことを抜粋して紹介します。
・ライブとは5割が視覚、5割が聴覚!音量を0にして見てもどんなことをやっているかがわかるようにする。
・メンバー全員で曲の解釈を揃える。
・音が大きくても聞こえないが1番良くない!
・歌詞の初めのひと言目と最後のひと言をはっきり発音する。
・内側を向いて演奏するのは「高校生バンド!」お客さんを無視しない!
・どうすればいいかわからなくなるから緊張する。シナリオを作っておく。
・一体感は全員で動いて作る。一体感が出るとリズムが自然と合うようになる。
基本的なことですが、これらのことをどれだけのクオリティでできるかが大切。参加したバンドだけでなく見ていた人にとっても、参考になることが多く、今後の成長が楽しみです。
以上、約6時間にわたる講習が終了しました。この1日だけで本当に多くのことを学べました。私自身も生徒の誰よりも楽しんで受けていました笑
しかし、今回この講習を受けただけで、上手くなったわけではありません。今回学んだことを自分たちで実際に取り組み、自分たちのものにして初めて意味があるものだと思います。森山さんと紅谷さんはたくさんのきっかけを与えてくださいました。それを生かすも殺すも生徒のみんな次第。今回の講習を経てさらにレベルアップしてくれることを信じています!
講習が終わったのは18時頃でしたが、その後生徒の質問等に20時頃まで対応してくださりました!!1年生は2年生を追い越そうと、3年のLUCASを目指そうと、いろんなことを吸収するべく、アドバイスやコメントをもらいに行きました。
最後に集合写真。充実した様子が顔に出ていますね。今回のキーワード「変われる!!」のポーズで終わりました。
音楽はやってもやっても新たな発見がある。だから素晴らしいものですし、楽しい!!そんな楽しさを私も生徒も実感できた充実した1日でした。
森山先生、紅谷先生、長時間に及ぶ講習会、本当にありがとうございました!!!!
[フォークソング同好会]10月18日技術講習会~Part1~!
10月18日にリットーミュージック森山先生、Wabi_Sabiというユニットのベーシスト紅谷先生による技術講習会がありました。
中間考査最終日で午前放課ということもあり、12時頃から18時頃までみっちりと講習をしていただきました。その様子を2つの記事に分けてお伝えしたいと思います!
①ドラムチューニング・セッティング講座
バスドラムのチューニングから始まり、
バスドラムの前側のドラムヘッドを外して踏むとどんな音が出る?
ここからロックな音にするにはどうする?ロックな音ってどんな音?
バスドラムの中に毛布を入れるのはなぜ?
と生徒の想像力を駆り立てるような森山さんのチューニング講座に生徒は釘付けでした。
「想像しながら考えるのが大事。音を想像できなければ、その音は出すことができない。」と森山先生。
そこから各種タム系のチューニングに入り、セッティング完了!普段ドラムのチューニングをする生徒はあまりいないので、ドラマーはかなり多くの発見ができたと思います。
その後、開会式。先生方のご挨拶があり、この時点ですでに面白い!!
その中で特に技術講習会全体を通したキーとなることは、
「高校生は1日で変われる!」「高校生の技術はどのバンドも大差はない。うまいかどうかの差は、”伝えたい!”という思いの差であること。上手いバンドはそれを伝える技を持っている。」ということでした。
②ドラム講座・ベース講座
開会式の後は、パート別に分かれて1時間ほどのパート講習会。
視聴覚室でドラム講座、選択教室でベース講座が行われました。
まずベース講座では音作りについて。
大きなポイントになったのは、
・音作りにはこだわる!音作りにこだわったり、アクセントなどをつけるとその人の個性が出てくるようになる。
・アンプのイコライザーにおいて、
高音域は音の顔のようなもの。顔が見えないと音が大きくても何をしているのかは伝わらない。逆に低音域は音の体格のようなもの。そのバランスをとってあげることが大事!
といったことでした。
実際に生徒のベースをアンプに繋ぎ、どういう音作りをすればよいか個々に対応してくださりました!
講座が終わった後も、こういう音を出すためにはどうすればよいですか?など多数の質問が!生徒同士でも、高音をあげるにはこのつまみを上げればいいよね?と話し合う部分もありました。
ドラム講座では、「ビートを歌う、歌えれば必ず叩ける!」というテーマで行われました。
基本パターンの8ビートも、生徒によって歌い方は様々。高校生ドラマーでありがちなのは、
「ツツタツ、ツツタツ」というハイハットでリズムを刻むパターンですが、森山先生は「ドンツ、パッツ、ドンツ、パッツとバスドラムでリズムをしっかり刻むことを意識しよう」と生徒に教えていました。
さらに、シンバルなどの高い音は小さく叩いても音が遠くに届くので、低い音ほど強く、
バスドラム:スネア:ハイハット&シンバルは10:6:1で叩く!
とロックの基本となる音量のコントロールのコツを教えていただきました。
どちらの講座も新たな発見や得ることがありました。
しかし!ここでやっと半分!もうすでにおなかいっぱい!だけど、次はどんなことを学べるのだろう?という様子の生徒もいるぐらいとても充実した講習会でした。
PA講座、バンドクリニックは後半の記事に載せています。
[フォークソング同好会]10月8日草加東合同ライブ「ガシRock」!
10月8日に草加東高校で行われた合同ライブ「ガシRock」に参加してきました。
9日からテスト1週間前ということもあり、本校からは2年生バンドtinkのみが参加しました。どの学校も代替わりをし、午前は1年生バンド、午後は2年生バンドが出るといった流れでした。草加東生徒をはじめとしたオーディエンスは皆最初から最後まで全力で盛り上がり、バンドと観客でライブを作るという印象を強く持ちました。本校生徒も普段の校内ライブでこれぐらいの盛り上がりができたらなと思いました。
これからはどの学校も2年生が部活を引っ張っていきます。ある程度実力をつけてきた今、今後更に良い演奏を目指すにはこれまで以上の努力やチャレンジが必要になってきます。tinkも顧問も、代替わりして初めて参加した合同ライブでそのことを改めて実感しました。
今後もいろんなイベントを通して、どのバンドも素晴らしいパフォーマーとなれるよう、頑張っていきたいと思います。
呼んでくださった草加東高校の皆さん、参加した越ヶ谷高校、埼玉平成高校、越谷西高校、川口青陵高校、八潮高校の皆さんありがとうございました!!
tink。観客みんなが一体感のある踊りをしてくれました。
最後に集合写真。
非常に手の込んだタイムテーブル。素晴らしいです!
~今後の予定~
☆10月
16日~18日 中間考査
18日 リットーミュージック森山先生、Wabi_Sabi紅谷先生による技術講習会
内容 セッティング/チューニング講座、ドラム講座、ベース講座、PA講座、バンドクリニック
23日~26日 2年生修学旅行
28日 県立川崎高校 1年生限定ライブ
出演 3:00のおやつ、NO more than YES、CONNECT、キャラメルフラペチーノ
31日 校内ライブ
☆11月
4日 本校合同ライブ
出演 NO more than YES、GA n KA、CONNECT、MSF and more...
参加校 蕨高校、草加東高校 and more...
5日 山野楽器 豊川先生によるギター講座
18日 連盟主催新人大会
20日 校内ライブ
[フォークソング同好会]9月30日連盟主催技術講習会!
9月30日に埼玉県高等学校軽音楽連盟主催の技術講習会に参加しました。
年に1度のこの講習会ですが、埼玉県全域の高校生が集まり、YAMAHAさんやPearlさん、山野楽器さんから来た講師の方からさまざまなことを学ぶことができます。
午前は全体でバンドクリニック、午後は各講座ごとに分かれて受講します。
午前のバンドクリニック。
全員で体を動かしてリズムにのる。大きい音小さい音で合わせる。ゆっくり演奏をして合わせる練習をする。バンドのアンサンブルを強化するために大切なことを学びました。
今年はモデルとなるバンドは事前に決められた違う学校から集まった生徒による編成で、その場で合わせるといった趣向でした。本校からDBBのギター岡元君が参加しました。
午後はギター講座(初級・中級)、作曲講座、PA講座など多岐にわたる講座を各自が受講。各講座の後にはセッション大会も予定されていましたが、台風の影響で中止に。
本校から15人参加しましたが、学んだことをしっかり自分の演奏につなげ、それを部全体にも伝えられるようになってほしいです。
ご指導くださった各講師の皆さん、会場提供していただいた市立浦和の皆さん、本当にありがとうございました!!