日誌

2019年1月の記事一覧

[フォークソング同好会]1/24:校内ライブ&1/26:1年生限定合同ライブ!


1月24日に校内ライブが行われました。
今回、出演したのはなんとαとOversleepとMSFの3バンドのみ…!少ない…!

校内ライブは普段の練習の成果を発揮する場。前の記事でも書いたように完璧に演奏することが目標ではないですし、ミスをするのは当たり前なので、多少完成して無くとも、前にやった曲でも積極的に出演してほしいものです。
MSFは顧問が生徒と組んでいるバンドですが、今回ドラムの生徒がインフルで学校を欠席していたため、急遽アコースティック編成で演奏しました。

Oversleep




また、1月26日に本校での合同ライブが行われました。
1年生大会ルーキーズフェスも近いと言うことで、出演者は全員1年生!
そして、今回の出演者は過去最多の8校27バンド!!すごい数になりました!さらに、今回は千葉県から千葉経済大学附属高校が参加してくれました!

ルーキーズフェスは南①会場として本校が会場校となっており、大会当日に向けた予行練習ということで運営のほとんどは1年生と2年生数名に任せました。まだまだ改善してほしいところはありましたが、生徒同士で声をかけ合い、行動することができていました。
顧問はほとんど見ているだけでしたが、「~はこうした方がいいと思います。」と言ってくる生徒もいれば、こちらが頼んだこと以上の仕事をしてくれる生徒もいました。

合同ライブは運営をするのにかなりの人手が必要です。転換を手伝う人、音響を整える人、楽器室や控室の警備、カメラ係、司会等々。とても顧問1人ではできません。生徒に運営をさせることで生徒1人1人に責任感や自主性が生まれ、生徒自身の成長に繋がるという面は軽音楽部の活動ならではかなと思います。

もちろん生徒で運営するということは、例えば顧問が見ていないところで手を抜こうと思えばできます。見られていなくても、どれだけ手を抜かずに取り組めるか、そこでその人の「人間性」が試されるということにもなります。(音楽、部活に限らず何でもそうですが。)
人数も多いのでまとめあげるのが大変というのが正直なところですが、生徒と顧問の間でも生徒同士の間でも良い部分が影響し合えばきっともっともっと部全体が良くなると思うので、当日は終わりが遅くなり多くは話せませんでしたが、生徒には、お互いに良い影響を与えること・悪い影響を広めないことも話せたらと思っています。


今回これだけ多くのバンドが出演し、同学年の演奏をたくさん観る濃い1日となりました。
先生方のコメントでも、
・転換は短く運営に協力する。
・10回の自宅練習より1回のスタジオ練習、10回のスタジオ練習よりも1回のライブ。
・音楽をたくさん聴く。自分が目指したいものを明確にする。
・運動部では勝ち負けがあるが、音楽には勝ち負けや絶対的に良い曲というものがない。それぞれ正解や楽しみ方がある。
・機材にこだわる。
・ダイナミクス(強弱)を意識する。
など、当たり前のことから深い話までたくさん聞けました。

ルーキーズフェスに出る人も出ない人も今回の合同ライブを経て、今後の活動の糧の一つにしてもらえたらと思います。

参加してくださった各学校の皆さん、ありがとうございました!!

ライブの様子。視聴覚がいっぱいになりました。




ルーキーズフェスに出場する3:00のおやつ。初のオリジナル曲「デビュー曲!!」を演奏しました。

[フォークソング同好会]1月23日外部講師による講習会!


1月23日に外部講師による講習会が行われました。

いつも来てくださっている、森山先生(YAMAHA)、紅谷先生(Wabi_Sabi)のお2人に加え、YAMAHAの山下先生、KORGの鈴木先生の4人の講師が来てくれました。

今回は2月10日に行われる1年生大会ルーキーズフェスに向けたバンドクリニック…の予定だったのですが、出場3バンドがどれもメンバーが体調不良など諸々の事情で、バンドクリニックは行えず…。

代わりに、パートごとに分かれ各先生方から機材の知識を学ぼうという会になりました。
参加したのはわずか15名程度でしたが、みんなメモをとりながら学ぼうとしていました。最後には先生方によるジャムセッション!森山先生、紅谷先生、鈴木先生は元々バンドを組んでいたこともあり、まさにプロのグルーヴ間を間近で感じることができました!顧問が1番盛り上がっていました笑


本校生徒を見ていると、こうした講習会を開くと、何か言われるかもしれない・・・。と怖がり(?)講習会に参加しない生徒もいます。(強制参加にはしてないので、それが悪いことではありません。)本校は部員数がかなりいるため、音楽に対する気持ち・部活に対する気持ちは人それぞれです。しかし、どのような気持ちであれ、チャンスを逃すようなことはしてほしくないです。
講師の先生から言われた何気ない一言が生徒にとっては大きなプレッシャーになることもあるかもしれませんが、それを乗り越えた先にこそ得られるものもあり、言い換えれば、乗り越えなければ何も得られないということでもあります。
成長の過程では必ず苦になる場面がやってきます。そこで諦めてチャンスを逃すのか、踏ん張って乗り越えようとするのか、それを選択するのは紛れもない自分自身です。

音楽は自分自身を表現するものなので、ある意味「人間力・人間性」が出る分野でもあるかもしれません。

他校の顧問の先生がHPに書いていたことで
「軽音楽部は そこまでしなくても ただ 何となくでもできる部活動かもしれません。けれど、一つのことに本気で取り組んだ先に手に入るものは この先の人生の糧となるものではないかと思います。」

まさにその通りだと思いました。音楽でプロを目指せ!ということは思っていませんが、音楽をやる部活動に所属している以上、音楽に対して真剣になってほしいとはいつも思っています。そこまで真剣になれなかったとしてもこうした講習会でのいろんな先生方の話を聞くことで、今後の生徒の学校生活や人生が豊かなものになってほしいです。





[フォークソング同好会]1月20日来武祭@都立武蔵丘高校!


1月20日に2019年初の合同ライブ、都立武蔵丘高校の来武祭に参加してきました。

元々は3バンド出演予定でしたが、そのうち1バンドのメンバーがインフルエンザになり、最終的に3:00のおやつとCONNECTの2バンドが出演しました。皆さんもインフルエンザにお気をつけください。

本校が来武祭に参加するのは昨年の4月ぶり。相変わらず演奏のレベルはもちろん、運営のレベルも高く、学べることが多いです。
出演した2バンドの演奏を観て言えることはまだまだ基礎技術が足りないということ。本校は部員数が多い分1バンドが週に1回のスタジオで入れる時間も30分前後です。各個人の練習は家でもできるので、練習がない日は個人で曲の練習→スタジオ練習の日は合わせる練習と時間の使い方が上手くできると良いですね。

演奏力が高いバンドがいるとどうしても自分たちの演奏で悔しい思いをしがちです。1年生のうちは特に失敗しないように演奏しなきゃという気持ちで演奏している人が多いです。
しかし、バンド始めて1年も満たない人がプロには及ばないのは当然であり、事実です。完璧な演奏を目指すのなら、コピー曲であれば、原曲を聴いた方が早いです。
「演奏でミスをした=失敗」と大袈裟に捉えるのではなく、ミスをするのは「当たり前」で、それでも演奏を通してどれだけの人に笑顔を届けられたか、自分の演奏を表現できたか、を大切にしてほしいと思います。
自分の不安や失敗だけを考えるのではなく、上手い人の演奏や顧問の先生の話を通して何が得られるか、周りに目を向けてプラスになることを貪欲に吸収してほしいです。

CONNECT


3:00のおやつ




昼休み明けの交流会では屋上も入らせてくれました。スカイツリーや中野サンプラザなどが見えました。


集合写真。


今回は静岡の高校も参加し、普段交流することのない学校とも関わることができました。
都立武蔵丘高校のみなさん、ありがとうございました!

[フォークソング同好会]12月クリスマスライブ!


皆様、あけましておめでとうございます。
今年もフォークソング同好会をよろしくお願い致します。

2018年のフォークソング同好会を一言で表すと、「飛躍」でした。
夏合宿や定期的な合同ライブ、外部講師を招いてのクリニックなど、今までになかった活動を数多く取り入れ、ようやく(?)部活らしい活動になってきました。
しかし、まだまだ部員全体の志気が足りておらず、統制が取れていない部分もあるので、2018年で取り組み始めたことを土台にして、2019年はそれらを発展させる「進化」、そしてそのために積極的に「挑戦」、この2つをキーワードに今年も精一杯取り組んで生きたいと思います。(「挑戦」は今年に限らず、常に心掛けてほしいことですが。)


以下は、2018年最後の活動クリスマスライブについての記事です。

12月21日にクリスマスライブがありました。例年のクリスマスライブでは投票によって各学年でそれぞれ1位~3位まで決めるというものでしたが、今回のクリスマスライブでは、
・最優秀賞(1バンド)
・優秀賞(1バンド)
・審査員特別賞(1バンド)
・ベストスマイル賞(2人)
・テクニカル賞(1人)
・パフォーマンス賞(1人)
と、バラエティに富んだ賞を用意しました。

さらに、審査員として、以前バンドクリニックでお世話になった、森山先生、紅谷先生を招いて、演奏後に各バンドにコメントをしてもらいながら、進めていきました。

コメントや終了後の講評の中で学んだことは
・手元を見ない。前かメンバーを見る。
・動く姿勢を見せる。ライブは聴くのが5割、見るのが5割。見せ方を工夫するだけでも演奏はかなり良くなる。
・ピンボーカルはマイクを持っていない手で歌詞を表現する。
・ドラムのシンバルを叩く時はキックも踏む。
・観客がいて、メンバーがステージに立っている以上は本番である。サウンドチェックから本番は始まっている。
・演奏を止めない。Show must go on。見ている方が冷静ではあるが、演奏者がミスをしても観客は楽譜と照らし合わせながら聞いているわけではない。
・コーラスを入れる。
・良いミュージシャンは、まず良いリスナーでもある。良いミュージシャンは人柄も良い。
・準備をしてくれた人やPAに感謝の気持ちを持つ。
・言われたことができるのも才能。できない人もいる。
・音楽をやっている以上、何かを伝えようという気持ちを持つ。
などといったことでした。

普段ほとんどのバンドがこうしたコメントや外の世界に触れることがないので、今回多くのバンドがコメントを受けることによって、刺激になったと思います。こうしてみるとまだまだ基礎的な部分が足りていないと実感しました。

「良いミュージシャンは、まず良いリスナーでもある。」非常に深い言葉だと思いました。
伝える側(ミュージシャン)の力がある=聞き手(リスナー)としての力もある。これは音楽に限った話ではなく、日常の中でも言えることです。
話す力がある人は、聞く力がある。
(話す力=聞く力、これはYouTube講演家の鴨頭嘉人さんという方がYouTubeの動画の中でも言っている言葉です。)
→ https://www.youtube.com/user/kamohappy

どちらにしても技術を磨くことはできても、話す中身・伝える中身の充実度・重みは普段からどのような姿勢で聞けているか、向かい合っているかで変わってくるのだと思います。
何事も、本番で力を発揮するには普段の取り組みや考えが大切ということですね。日常でできていないことを本番でやろうとしてもできない。
音楽(軽音楽)とは、単純に演奏をしてそれを観る聴くということだけではなく、こうした一種のコミュニケーション能力を鍛えるという面も持ち合わせている活動であると言えます。
そしてそれらを通して人生を豊かなものにしていく・・・。

そんなことを音楽をやっている人間として、教師として、改めて考えさせられた日でした。
外部の講師が来ると生徒以上に真剣に聞き入ってしまいます。笑

貴重な1日となりました!森山先生、紅谷先生、ありがとうございました!!


表彰を紅谷先生に、ドラムロールを森山先生にしていただきました。


受賞者には景品も!


ベストスマイル賞はNO more than YESのYさん、3:00のおやつのKさん!


テクニカル賞はα のOさん!


パフォーマンス賞はD/Screet、何でもいいやのSくん!


審査員特別賞は2年のjennese!


優秀賞は1年のキャラメルフラペチーノ!


最優秀賞は1年のNO more than YES!!


※今回足元ライトを購入しました。ライトの影響で少し顔が怖い感じになってしまいました・・・。次回は置く場所を変えてみます笑
※後ろの装飾のクリスマスのスペルが間違っています。購入した装飾の中に「R」が入っておらず・・・。×「CHISTMAS」 ○「CHRISTMAS」


キャラメルフラペチーノとNO more than YESは「伝えたい選手権」という、曲の中で伝えたいことや見てほしいパフォーマンスが審査員に伝わったかどうかを見るという企画にもチャレンジしました!曲中の歌詞の意味を考えたり、どういう表情やパフォーマンスをすればよいか事前にバンドに紙に書いてもらいました。彼らが良い演奏をし、優秀賞や最優秀賞などの結果を取れたのも、こうした努力を他のバンドよりもできたからではないかと思います。

また、森山先生、紅谷先生、顧問に生徒二人を加えて審査員バンドとして、Deep PurpleのSmoke On The Waterを演奏しました!こちらも楽しかったです!!
大人になってもこれだけ全力で演奏が楽しめるんだ!ということが生徒にも伝わったらなと思いました。