日誌

2019年5月の記事一覧

[フォークソング同好会]5月3日合同ライブ@所沢高校!


記事を載せるのが遅くなってしまいました・・・。

GW中の5月3日に所沢高校での合同ライブに参加してきました。参加校は所沢高校・練馬高校・中央大学杉並高校・日本大学第二高校・浦和第一女子高校・川越南高校・本校と東京からは強豪校が揃い、東京都立所沢高校と思ってしまうような合同ライブでした。
その中で本校からは2年バンドキャラメルのみが出演しました。

今回も強豪校がそろっており、ステージも普段とは違う本格的な照明機材等がある中での演奏ということもあり、かなり緊張している様子でした。
思ったように演奏ができなかった、緊張した、どれだけ練習してもそう感じることは少なくはありません。しかしだからこそ、ステージに立つにあたって、どれだけ気持ちを作れるか、練習でどれだけ本番のイメージができているか、どれだけの練習量をこなしたかが問われます。
2・3生になるとある程度のことはできるようになってきますが、それでもまだまだバンドを始めて1・2年しか経っていません。たった1回のステージで失敗してそこで投げ出してしまっては上達できるチャンスをすべて失ってしまいます。ライブでショックを受けるということは、そのライブで自分たちはまだまだ上達できるということを確認できたということなのでそこから課題を克服していけばよいだけの話になります。上達するには時間がかかるかもしれませんが、今回出演したキャラメルに限らず、1回1回のステージの大切さや振り返りをできるようになってほしいと思います。


また今回おどろくべきことは、計19バンド37曲中コピー曲が3曲のみであること。(本校はコピー曲でした。)しかし、合同ライブでオリジナル曲を演奏するというのが最近の主流であり、オリジナル曲を作ることでレベルを上げているバンドが多いです。

本校の2、3年生のバンド数は現在19バンド。そのうちオリジナル曲を作っている(作り始めている)のは、3年DBB、2年3:00のおやつ、NO more than YES、CONNECTの4バンド。以前に比べたらオリジナル曲を作るバンドが増えましたが、全バンドオリジナルを作れるぐらいの目標でより一層力を入れて取り組めたら思います。

これからやるべきことや課題がたくさんあって顧問はとてもわくわくしています笑
なぜならそれを乗り越えた先に成長した部員の姿があるからです。

1日の埼玉平成での合同ライブでもそうでしたが、部員顧問共々得られるものが多い良い経験となるライブでした。こうした経験ができたのも、運営面もしっかり取り組む会場校のホスピタリティや参加校のバンド・顧問の先生の熱意があったからこそだと思います。

所沢高校のみなさん、参加校のみなさん、ありがとうございました!

視聴覚室でも本格的なライブハウスみたいです。実は本校も今年度照明機材と音響機材をさらにグレードアップさせる予定です。

恒例の集合写真。

[フォークソング同好会]5月1日合同ライブ@埼玉平成高校!


いよいよ「令和」という新しい時代がやってきました。
そんな新しい時代の初日は埼玉平成高校での合同ライブ「平成ライブ」に参加してきました。

参加校は、埼玉平成高校・県立川崎高校・中央大学杉並高校・豊岡高校・草加東高校・本校の6校計19バンドで、埼玉・東京・神奈川の強豪ぞろいの合同ライブでした。

演奏された曲の半数以上はオリジナル曲で、レベルの高さに圧倒されるばかりで、本校の実力不足を感じざるをえない状態でした。
演奏本番で失敗することは悪いことではありません。(もちろん失敗しないで越したことはありませんが。)しかし、十分な準備をして全力でやったうえでの失敗と、十分な準備をしないでする失敗ではその後の振り返りの質が違ってきます。
ライブ後のミーティングでは、とにかく準備を入念にという話をしました。


これから本校も時間はかかれど、こうしたもっと上のレベルを目指すのであれば、今回のような荒波におかれる道に自ら進んでいかなければなりません。
そしてそれには苦難が必ず伴います。上達すればするほど次に乗り越える壁はどんどん高くなっていきます。
楽をして上達することはありえません。大変な思いをしながらも、それでも上手くなってやる!と全力で壁に立ち向かって初めて頑張っていると言えるでしょうし、それを乗り越えるにつれて人間性も磨かれていくのだと思います。
軽音楽は楽しいです。しかし、楽しいがゆえに大変なことが余計に辛く感じてしまうこともあるかもしれません。楽をするのは簡単ですが、そこから1歩勇気を出して壁に立ち向かっていく人になってほしいなと改めて思いました。


以前書いた記事でも紹介したYouTube講演家の鴨頭嘉人さんが話していたことですが、
成長の過程は4段階ある。

①無意識・無能・・・「わからないし、できない」
②有意識・無能・・・「わかっているが、できない」
③有意識・有能・・・「意識すればできる(意識しないとできない)」
④無意識・有能・・・「意識しなくてもできる」

これは決して軽音楽に限らず、すべてのことで当てはまると思います。

①・④は快ゾーン、②・③は不快ゾーンです。人間は脳のシステム的に楽な方を求める生き物なので、①か④の快ゾーンに引かれるわけですが、④の快ゾーンへ達するためには必ず不快ゾーンを通過しなければなりません。しかし、それを避けてしまうと①の快ゾーンにとどまる、つまり楽をするだけとなってしまいます。当然それでは成長はできません。

逆に成長ができる人は、無意識に②③の不快ゾーンを乗り越えれば必ず快ゾーンが訪れる!ということを経験則的に理解しているので、②③の状態をむしろ楽しんで乗り越えようとします。
「成長できる人は」と書いてしまいましたが、これは才能なんて関係なく誰でもこの過程を踏んで成長できると思っています。

余談ですが、先日の離任式で本校から県立浦和高校に転出された先生が「浦和高校の生徒はとても前向きだ」という話をしていました。浦和高校といえば県内トップの学校ですが、頭がいいから前向きになんでも取り組めるのではなく、前向きに物事に取り組めるからこそ学力もついてくるのだなと思いました。


話がかなり逸れてしまいましたが、軽音楽でも全く同じことがいえると思います。
勉強でも部活でも他のことでも、成長の本質はどれも一緒だと思っています。

部の記事として書いているので1番は部員にこのことをしっかり理解して、これからの新しい時代、練習に励んでもらいたいと思います。
部の活動を紹介する場ではありますが、軽音楽とは違う世界で生きている人でもこの記事を見て何かしらの場面で役立てたり、共感してもらえることがあれば、喜ばしい限りです。


令和最初の日ということで、とても良い令和初めができたと思います。
埼玉平成高校のみなさん、出演校のみなさん、ありがとうございました!!

@るふぁ

DBB