2022年3月の記事一覧
【軽音楽部】ルーキーズフェス(1年生大会)結果報告!
2月に第7回埼玉県高等学校ルーキーズフェス(1年生大会・オンライン形式)が実施されました。
今年はコロナの影響もあり、2月に動画提出ができなかったバンドには救済措置として追加ブロックが設けられました。
(追加ブロックには14バンド×2ブロック=28バンドがエントリー。2月のブロックは16バンド×3ブロック=48バンドエントリー。この数を比べてみてもコロナの影響が各地で大きく出ているのがわかります。)
本校は2月のブロックには提出ができなかったため、追加ブロックにFish and Lips、歩交社天国の2バンドが出場しました。(七月虹というバンドも出場予定でしたが、諸事情により辞退。)
ルーキーズフェスは生徒の相互投票で結果が決まります。
結果は・・・
歩交社天国が最優秀賞(1位)
Fish and Lipsが優秀賞(2位)
を受賞しました!!おめでとう!!!
ブロック4:歩交社天国
ブロック5:Fish and Lips
コロナの影響で色んな事が思うようにできず、苦しい状況がたくさんあったこの1年ですが、
そんな中でもやれることに精一杯取り組んできた彼らがこのような結果をいただくことができて、嬉しい限りです。
しかし、これはあくまでも各ブロック内での結果。これに慢心せず、これからもひたむきに活動していきたいです。
参加校のみなさん、ありがとうございました!!
【軽音楽部】3月29日合同ライブ@川越南高校!
3月29日に川越南高校にて開催された合同ライブ「ROCK IN KAWANAN」に参加させていただきました。(合同ライブに参加するのは11月末に本校でやったもの以来4か月ぶり。)
コロナ対策で練習試合等は2校までとなっているため、本校と川越南高校の2校での実施でした。
お誘いいただいたにも関わらず、2バンドのみ(Everis、ひる寝。)の参加で申し訳なさしかありませんでしたが、参加した2バンドはとても良い刺激を受けました。
しかし、2バンドとも演奏自体決して良いと言えるものではありませんでした。
緊張に飲まれても、ステージ上で音楽を体全体で表現する、ということがまだまだ課題です。
それは練習量だったり、場数だったり、熱意だったり、色んな壁を越えてクリアできる課題なんだと思います。
反省点はたくさん残るライブでしたが、他校でライブをするということがとても大きな経験値となりましたし、今回のライブをきっかけに川越南高校のバンドとの繋がりができたのが1番の収穫です。
合同ライブは他校のバンドとつながり、お互いに音楽の世界を広げられるというのが良さの1つです。
コロナはまだまだ収束しませんが、今後もっと各地で合同ライブの機会が増えることを祈ります。
開催校の川越南高校のみなさん、ありがとうございました!!!
ステージ前面に大きなシートをつけコロナ対策もばっちり。1バンドごとの換気もありました。
集合写真!これも合同ライブの定番ですね。
【軽音楽部】※重要 新入生に向けて!
新入生に向けて
新入生の皆さん、合格おめでとうございます!!春からの高校生活が楽しみですね!
部活何に入ろうかなと悩んでいる人もいると思います。フォークソング同好会(軽音楽をやる部活)に入ろうかなと少しでも考えている人は必ず最後まで読んでください。
【はじめに】
①軽音楽という世界の現状
軽音楽部はコロナ禍の打撃を大きく受けた部活動の1つと言えます。歌を歌う、ライブ時には騒音対策のため(演奏時のみ)窓を閉める、といったことから容易に想像できると思います。分散登校になるとメンバーが揃わず、バンド練習ができないという状況も起こります。埼玉県の軽音楽連盟が主催する大会においても予選はライブ審査ではなく動画審査という形式に変わりました。思うように練習ができず、ライブ・発表の場も減ったことで、モチベーションアップにつながらないというのが全国各地での軽音楽部の現状です。
本校でもライブの機会は激減しています。他校の生徒と一緒にライブをする合同ライブを例にとってみると
2018年度 13回(自校:5回、他校:8回)
2019年度 18回(自校:5回、他校:13回)
2020年度 0回(自校:0回、他校:0回)
2021年度 4回(自校:1回、他校:3回)
となっています。校内ライブの回数も同様に減っています。
当然、このような厳しい状況下でも、試行錯誤をしながらやれることに取り組んで、モチベーションを維持できている学校もあります。本校も比較的その部類に近い学校であると思います。
とはいっても、コロナ禍収束の見通しがつかない以上、今後もコロナによる制限を受けながらの活動が余儀なくされます。やりたいことができなくなる可能性もあるということは忘れないでください。
②2021年度の活動状況振り返り
①でも書いたようにライブの機会は大きく減りましたが、その分普段の練習等で少しでもモチベーションを保てるように、主に以下のことを新たに実施しました。
・練習場所を増やす。(春~夏は選択教室など、秋~冬は諏訪山会館3階)
・パート別講習会を増やす。
・GoogleClassroomの活用。(顧問による講習会の動画投稿、資料の投稿、曲紹介など)
・オリジナル曲作成の足並みをそろえる。いつまでにどこまで完成させるか決める。
・秋の分散登校時に基礎練強化週間を実施。
・校内レコーディング、ミュージックビデオ作成(3月~4月にかけて実施予定)
やり方や内容については十分ではないものもありました。来年度に向けて新たなアイデアや改善策を考えているので、来年度はもう少し充実したものになると思います。
【どういう人に入ってほしいか】→2021年3月30日に掲載したものを少し加工して載せています。
① 自ら進んでいろんなことにチャレンジしたり、試行錯誤したりする気持ちを持つ
部活動は自らの意思で入るものであり、やらされるものではありません。音楽であればなおさらです。小さなことでも何かしらの目標やチャレンジ精神をもって頑張ろうという人には全力でサポートしますが、ただ何となくだらだらやる人はこの部で音楽をやるべきではないと考えています。他の部活を探してください。
活動日は基本的に月~木がシフト制、金土が予約制なので、1週間に部活をする回数は1~3日です。練習に入らない日でも自分で個人練習をしたり、バンドで話し合ったりする時間を自分で作れる人は必ず上達します。
部活の時間、部活以外の時間の中で、努力ができる人に入ってほしいです。
(↓2022年追記)
コロナ禍では部活以外の時間での取り組み方がより一層重要になります。軽音楽は家でもできる練習はたくさんあります。(ドラムもドラムセットがなくても練習パッドがあれば十分練習ができます。)いつ分散登校や学級閉鎖などで部活が出来なくなるかわかりません。家で練習せずに、せっかくバンドメンバーで集まったのに、曲の練習が進まない・何もできないというのはバンド全体に迷惑がかかることにつながります。
繰り返しにはなりますが、放っておいても練習するぐらいの熱意があれば、必ず上達します。(逆に言えば、言われたときにしか練習しない人は途中で挫折する可能性が高いです。)
②楽しむ気持ちを忘れない
①で書いたようなストイックさを持ってほしいですが、前提として「音楽は楽しい!」という気持ちを1番に大切にしてください。「好きこそ物の上手なれ」です。部活だからと言って義務的に感じるのではなく、楽しみたい!たくさんライブがしたい!という前向きな気持ちで活動しましょう!
③責任感をもって、部活のルール・学校のルールを守る。挨拶をする。=自分勝手な行動はしない。
近年、整容面や礼儀といったことに力を入れる学校も増え、ひと昔のように「軽音楽」=「チャラチャラしている、不良、うるさい」という印象は薄れてきました。
本校でも現顧問が着任したころは統制が取れていない状況で、客観的に見て周りからのイメージが良いとは言い難いものでした。そこから、徐々にではありますが、部活としての在り方・ルール面を整えていき、今では1つの部活としてきちんと機能しています。
これから入部を考えている人も今まで先輩たちが作り上げてきたものをしっかり受け継ぎ、生徒として・部員としての責任感や自覚をもって行動をしてください。
家庭の事情等により学校から認められている場合のアルバイトに関しては制限をしていませんが、アルバイトに限らず、自分の都合でバンドメンバーや部活に迷惑をかけるような自分勝手な行動は厳禁です。また、他の部活や生徒会との兼部も禁止しています。兼部する余裕があるなら練習しましょう。
特に、ライブでは準備・運営・片づけのほぼすべてを生徒にやらせています。演奏だけ頑張ればいいやという気持ちでいるのではなく、一人一人がライブを作っているという意識をもって参加してほしいです。
(↓2022年追記)
ルールを守る・挨拶をするというのは周りのことを考えるということにつながります。周りのことを考えて行動ができれば、ライブでもお客さんやスタッフへの気配りができます。それができなければ演奏も自分勝手なものになってしまいます。1つ1つの行動や振る舞いが演奏につながると思ってください。
④感謝の気持ちを持って活動する
③の内容と少し被る部分もありますが、感謝の気持ちをもって部活をしてください。スタジオの機材は学校のものです。使わせてもらっているという気持ちを持ちましょう。ライブにおいても、準備してくれた人・PAで音を出してくれる人・見てくれている人がいるからこそ成り立ちます。常に感謝の気持ちを忘れずに音楽活動をしましょう。
感謝ができる人は上達も早いです。以前の記事にも書きましたが、音楽は心の芸術だと思っています。不思議な感じはすると思いますが、その人の気持ちは音に表れます。部活に限ったことではありませんが、日々感謝の気持ちを持つということは忘れないでください。
<補足> 謙虚さと素直さが上達する1番の近道
練習量を積み重ねれば、もちろんそれなりに上達はするのですが、どこかで必ず壁にぶつかります。その時に自分のプレイに対してできないことを認められるかどうか、顧問や仲間、講師に言われたアドバイスを跳ね返すのではなく、素直に向き合えるかどうかがその先への分かれ道です。強がりやごまかしは通用しません。これぐらいでいいやと思った瞬間に成長は終わります。
音はその人の心なので、練習量も人間性もすべて音に出るものだと思ってください。とはいってもなかなか高校生のうちはピンとこないかもしれませんが…。
【さいごに】
4月から「フォークソング同好会」から「軽音楽部」に変わります!!!
同好会から部に昇格したということは、学校に部員のこれまでの努力が認められたということでもあります。部になったからと言って、活動自体が大きく変わるわけではありませんが、上でも書いたようにこれまでの先輩たちが築いてきたものに恥じぬ活動をしていきましょう。
軽音楽部という世界は、日の目を見ることが多いとは言えない世界です。しかし、創意工夫を凝らして曲を作る、作品を残す、ライブ運営をするなど、軽音楽の世界でしかできないことは無限にあります!!
上で書いたことだけ見れば厳しいように思えるかもしれませんが、きちんと活動すれば、得られるものは数えきれないと思います。
軽音楽部に入って夢中になれることを見つけませんか??
4月当初の予定
4月11日(月)新入生歓迎ミニライブ
4月13日(水)体験入部1日目:スタジオ見学
4月15日(金)体験入部2日目:楽器体験会
放課後:入部希望者説明会
4月20日(水)新入部員ミーティング
予定は変更する場合もあります。
【注意】入部するには入部希望者説明会への参加が条件です。入部を考えている人は必ず参加をしてください。
【フォークソング同好会】3月8日ドラム講習、9日バンドクリニック!
3月8日にDIMドラムスクールの髙木雄紀先生を招いてドラム講習を実施しました。
場所の関係でバンド講習は実施できませんでしたが、その分、2時間じっくり時間をかけて講習をしていただきました。
↓今回の講習内容
・スティックコントロール、フィルイン
・シンコペーション
・ハイハットオープンクローズのコントロール
初めてやるパターンでも、1拍ごと2拍ごとで短く区切ったり、テンポを落としたり、わかりやすく指導していただきました。
最初はできなくても、最後にできた!という表情をたくさん見れた講習でした。
ドラムに限らず、できなかったことができるようになった時の喜びは何物にも代えられません。
レベルアップするほどできることだけをやりがちですが、「停滞=衰退」という意識をもって、小さなことでも自分ができないことにチャレンジし続ける気持ちを持ってほしいです!
髙木先生、ありがとうございました!!(写真、撮り忘れました・・・。)
翌日3月9日はスタジオアドバイザーの浅川信先生を招いて、ルーキーズフェス(追加ブロック)に出場するバンドにバンドクリニックを実施しました。
3バンドともに演奏に対して、リズム面や表現の面で的確に指導していただき、今できていないことをしっかりと認識することができました。
単に技術的なことだけではなく、曲そのものに対する向き合い方について貴重なお話もたくさん聞くことができました。今演奏している曲やこれから作るオリジナル曲にその考え方を生かしてほしいです。
他にも基礎的なリズム練習も教わり、来年度入ってくる1年生にも伝授したいと思います!
また、この日は3年生の卒業式の日で、講習中に卒業した3年生が挨拶しに来てくれました。
浅川先生には彼らが1年生のころから何度も面倒を見ていただき、彼らの卒業は感慨深いものだったと思います。講習後にTwitterでも「思い出がたくさんあるので嬉しかった!彼らに会えて本当に良かった!」とのつぶやきが!
本当に嬉しい限りです。色んな壁にぶつかりながらも最終的にみんなのお手本となるような先輩になって、その成長を見れたことは本当に良い思い出です。これからの彼らの活躍を祈っています。
浅川先生、ありがとうございました!!
3年生の皆、卒業おめでとう!!
講習の様子
遊びに来た卒業生との写真!